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ストレスで視力が悪くなる?!それ、心因性視力障害かもしれません

会社や学校、私生活で生じるストレス。放っておくとうつ病や睡眠障害にも繋がり、日本人は特にストレスに控えめであるため、ストレスを溜め込みやすいそうです。

そんなストレスの影響が、目に表れることがあるのをご存知ですか?

視力の低下や視野異常など、特に子どもに多く見られる傾向があります。今回は、心因性障害の症状や原因、治療法などを解説していきます。

心因性視力障害とは

ストレスが原因で起こる目の心身症のひとつです。心因性視力障害が疑われる場合、近視や乱視の矯正をしても、メガネやコンタクトでは視力がでません。

また、検査を行っても眼球自体には異常が見つからないのが特徴です。

この障害は小中学生に多く見られます。0.4~0.6程度の比較的軽い症状を示すことが多く、半数以上の子供は異常に気づかず学校の定期検診で見つかるケースが多いようです。

最近では思春期に入ったばかりの子どもたちに、心理的な原因が必ずしもはっきりしているとはいえないタイプの心因性視力障害が増えています。

傾向としては、男子よりも女子のほうが3倍程度多く発症しています。

こんな症状ありませんか?

  • 視力障害
  • 視野の異常
  • 色覚の異常
  • 暗いところで物が見えない
  • メガネやコンタクトをしても視力が良くならない
  • 視力測定のたびに数値がバラつく
  • 視神経などの検査をしても異常が見つからない

上記に多く当てはまる場合は、心因性視力障害かもしれません。

心因性障害の原因

心因性視力障害をひきおこしている、ストレスの原因が明らかになるのは約6割です。

以前は心理的なストレスが原因とされていましたが、最近は原因がよくわからないことも多くなっています。

友達や尊敬する人が眼鏡をかけ始めて羨ましくなった」という場合もよくあり、誰でもなる可能性があります。

心理的ストレスが原因でよく言われるのが以下の通りです。

家庭内

  • 肉親の死
  • 両親の不仲、離婚
  • 親の愛情の差別
  • 塾、習い事の負担
  • 親の過干渉

自分に注目して欲しい、もっと気にかけて欲しいなどいろいろな潜在意識が隠れていることがあります。

視力が出ないことでSOSを出している場合もあります。複雑でなかなかわかりにくいですが、原因を考えてみることが大切です。

学校関係

  • 「入学、転校」
  • 「クラスの編制替え」
  • 「担任がかわった」
  • 「友人関係」
  • 「部活」

試験になると答案が見えない、ピアノの稽古のときに楽譜が見えない、算数の時間になると黒板の字が読めないなど、時と場所によって見えないこともあり、心因となる原因はさまざまです。

治療

眼科的には異常がないので、ストレスの原因を探し取り除く事が効果的です。しかし、ストレスの原因は、 簡単には取り除けないこともあり、長期的に経過を見ることも必要になってきます。

また、メガネを掛けることで安心する場合は度のないメガネを装用することもあります。

心因性視力障害は、子どものある時期におこる 一時的な現象であり、必ず良くなると言われていますので、心配し過ぎないようにすることも大切です。

大人でもなりうる

大人の場合は、視力低下などの症状は出にくいと言われていますが、眼精疲労やまぶしさなどはストレスがあると大人でも起こります。

なるべくストレスを溜めないよう、気分転換や十分な睡眠を確保するなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう!

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