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過矯正とは?目への影響や未然に防ぐ方法をまとめて紹介

【疲れ目の原因】過矯正とは?目への影響や未然に防ぐ方法をまとめて紹介

「目が疲れていて、受診してみたら過矯正だって言われた…少し説明されたけど、よくわからない、過矯正ってなに?」

「過矯正」、中々聞き馴染みの無い言葉ですよね。

そこでこの記事では、過矯正とはどういうものなのか、どんな影響が出るのか、原因や未然に防ぐ方法についてお話ししていきます。

疲れ目が悪化して眼精疲労にならないためにも、過矯正の正しい知識を持って対処していきましょう。

過矯正とは視力を矯正し過ぎている状態のこと

過矯正とは視力を矯正し過ぎている状態のこと

過矯正とは、その名の通り「視力を矯正し過ぎている」状態のことです。一般的に「遠くまではっきりと見えるメガネは良いメガネだ」という認識がされていますが、必ずしもそうではありません。

本来見る必要の無いほど遠くまで見えるメガネをかけることで、様々な影響を及ぼします。詳しくは次の項目で紹介しましょう。

過矯正がもたらす影響

過矯正がもたらす影響

では過矯正が日常化するとどうなるのでしょう?先に結論をお伝えします。

  • 疲れ目になりやすくなる
  • 眼精疲労により吐き気や頭痛がする

疲れ目、そして眼精疲労の二つに分けて詳しくお話ししましょう。

①疲れ目になりやすくなる

過矯正は見え過ぎるあまり、目の力を必要以上に使い続けてしまいます。具体的には、「毛様体筋」というピントを調整する筋肉を酷使してしまい、疲れ目に。

毛様体筋は遠くを見るときだけでなく、近くを見る時にも使う目の筋肉です。手元の物を見る時にピントが合いますよね。そのピント調整が、矯正が強いほど大変になるということです。

②眼精疲労により吐き気や頭痛がする

先ほど紹介した”疲れ目”は、目を休める、眠るといった行動をすることによって回復します。しかし、”眼精疲労”になった目は簡単に回復してくれません。

千住町眼科の院長である「穂積 和弘」さんは自身のブログで以下のように記載されています。

過矯正は遠くの物を見るために調整されています。この状態で近くの物を見ようとすると、眼はピントを合わせるために必要以上の労力を使う事になります。そのため、眼に余計な疲労が蓄積し、眼精疲労を引き起こして吐き気や頭痛の原因となるのです

簡単に言い換えると、目が必要以上の労力を使うという状況が日常化すると、眼精疲労を引き起こすということです。

そして眼精疲労になると、主に二つの症状が現れます。それが、「吐き気」と「頭痛」。風邪のような症状は無いのに、ずっと吐き気がする、頭が痛いという方は、眼精疲労の可能性があるかもしれません。

過矯正のメガネは今紹介した疲れ目・眼精疲労の原因の一つになってしまいます。ではそもそも過矯正の原因はどこにあるのでしょうか?次の見出しで解説します。

過矯正の原因は「見えすぎるレンズ」にあり!

過矯正の原因は「見えすぎるレンズ」にあり!

過矯正の大きな原因は、レンズにあります。

メガネも、コンタクトもレンズの度数が高すぎる場合、過矯正となってしまい先ほどお伝えした影響をもたらしてしまうのです。

どこからが過矯正か、と言われると非常に難しいですが、メガネをかけた状態で視力が2.0になってしまうほど矯正力が強いレンズは過矯正と言えるでしょう。

適切な度数は、あなたの生活習慣やお仕事によって変わります。そのため、千里堂琴似店では30分〜2時間ほどのカウンセリングを行い、あなたにあった矯正レンズをお伝えしていますので、「過矯正なのかな?」と不安に思われる方は一度ご相談ください。

過矯正を未然に防ぐには?

過矯正を未然に防ぐには?

過矯正を未然に防ぐための方法は大きく2つあります。

  • 医師の診断を受けること
  • メガネ屋でメガネを調整すること

医師の診断を受ける

まずは医師の診断を受けることを推奨します。今現在のあなたの目の状態を知り、正しい対処法を判断してくれる専門医に相談することが過矯正を防ぐ手段の一つです。

あなたの目の状態によっては点眼薬などを処方してもらうこともできるため、必ず専門医に相談しておきましょう。

メガネ屋でメガネを調整する

メガネ屋に行きメガネを調整することもおすすめです。具体的には、現在の視力とメガネをかけた際の視力の差などを見て、矯正力が強過ぎないかを見ていきます。

また、千里堂琴似店では「近くの見え方にこだわったメガネ」も販売しており、過矯正にお悩みの方からご好評をいただいております。

コラム:過矯正が進む現代社会

コラム:過矯正が進む現代社会

現代社会では、仕事も趣味も”画面”を見ることが増えているでしょう。スマートフォンが普及し、多くの仕事にパソコンが導入された現代では、昔から使っているメガネでは対応できていない場合もあります。

かつては遠くを見ることができるメガネが、良いメガネとされていました。それは、遠くを見る時間の方が長かったから。

しかし現代は、遠くを見る時間よりも、近くを見る時間の方が格段に増えています。日常的にスマホを使う方や、仕事でパソコンを使用している方には、ぜひ一度かけているメガネが過矯正になっていないか、調べて欲しいと思います。

まとめ

今回は過矯正についてお話ししてきました。今回の記事のポイントは以下の通りです。

  • 過矯正とは視力を矯正し過ぎている状態のこと
  • 疲れ目や眼精疲労に繋がる
  • 過矯正の大きな原因はレンズにある
  • 対処法としては、専門医に相談orメガネ屋でレンズとメガネの状態を確認する

千里堂琴似店はあなただけのメガネを作成するため、【完全予約制】で営業しております。お電話またはLINEでのご予約の上、ご来店いただきますようお願いいたします。また、ご来店時には30分〜2時間の問診がありますのでお時間に余裕を持ってご来店ください。

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