メガネをかけると「何だか疲れた感じがする」「頭痛がする」と思ったら要注意!「合わない」メガネをかけることで、思っている以上にあなたの目に負担をかけています。
合わないメガネをかけ続けることで、頭痛から起こる吐き気を催したり視力低下を招いたりと体の不調を招いてしまいます。
今回はメガネ屋のプロが、そんなあなたのお悩みをすぐに解決できる方法をお教え致します!
目次
メガネをかけると頭痛がする理由4つ
①メガネの度数が合っていない
ここ最近メガネの調整に行っていない、そもそもプロのスタッフがいるメガネ屋でメガネを買っていないという方は「メガネの度数が合っていない」ことで頭痛を引き起こしているかもしれません。
(①-1)度数が強すぎて「過矯正」のケース
遠くのものまでくっきり見えるような遠用メガネを使っている方は「度数が強すぎる」可能性があります。デスクワークなど日常生活で遠くのものを見ることが少ないのにも関わらず、度数の強いメガネで視力を矯正しすぎると頭痛や吐き気の原因になります。
(①-2)度数が弱すぎて目に負担をかけているケース
逆に度数が弱すぎると見えないものを見ようとして、目の筋肉である毛様体筋が緊張状態になります。緊張状態が続くと目の疲れを引き起こし、頭痛や肩こりの原因になるといわれています。
②メガネのフィッティングが合っていない
メガネの位置がずれるとレンズと目の距離がずれ、視力矯正が正しくできなくなります。また、メガネ側面のテンプル部分がこめかみを締め付け頭痛の原因になることがあります。
メガネの位置を正しく調整することを「フッティング」と言いますが、実はメガネ専門店によってこのフィッティング技術に差があります。
特に安い量販店のメガネショップではフィッティングが未熟なこともあり、せっかく買ったメガネが頭痛を引き起こしている一番の原因になっていることがあります。
③メガネレンズが劣化している
一般的にメガネの寿命は2〜3年程度と言われています。
ネジや鼻パッドがゆるんでフレーム自体がゆがむと、正しい視力矯正が出来ずに目の筋肉である毛様体筋に負担がかかります。これが頭痛の原因になっているかもしれません。
また、徐々にレンズも劣化していきます。レンズに傷がついたり変色が起きたりすると光が乱反射して見えづらくなるため、無理に見ようとして目に負担がかかり、眼精疲労や頭痛を引き起こします。
④遠近両用メガネをデスクワークで使っている
遠近両用メガネは近くを見る時も遠くを見る時も、メガネをかけ替えずに済むため便利なアイテムです。しかし、遠近両用メガネは1枚のレンズに複数の度数が入っているため、近くを見る際は視野が狭くぼけやすいというデメリットがあります。
近くを見ることが多いデスクワークでは、度数を下げたレンズの方が負担なく長時間使用することができます。
合わないメガネを使い続けるとどうなる?
①視力低下
合わないメガネを使い続けると、目の負担が増大します。ズレたピントを調整するために、目の筋肉がずっと力んでいる状態になるからです。やがて目の筋肉が硬直し、眼球が不自然な楕円形になってしまい、正常にピントが合わなくなってしまうわけです。
②慢性的な疲れ目
目の酷使は、視力低下だけではなく、慢性的な疲れ目を引き起こします。目の筋肉が常時緊張しているわけですから、ものを見るときに目が痛んだり、目がしょぼしょぼしたりします。
③慢性的な頭痛や肩こり
疲れ目と肩こり・頭痛は密接に関わっています。目のピント調整機能は自律神経が担っているのですが、度の合わないメガネで目を酷使し続けると、自律神経が乱れ、頭痛を引き起こすといわれています。同様に、目が疲れると肩や首の筋肉が緊張し、血流が悪くなるため、慢性的な肩こりとなって症状に現れるのです。
メガネの頭痛をいますぐに解消する5つの方法
頭痛が起きると仕事に集中できなくなったり何にも手をつけられなくなったりしてしまいますよね?少しでも頭痛の辛さを解消する方法をご紹介します。
①ピント調整する目薬をさす
目薬の種類によっては毛様体筋の収縮を助けたり、疲労回復を助けたり、角膜を保護したりする効果のあるものがあります。
疲れ目で頭痛が気になるという方はビタミンB6、トコフェロール、パンテノール、Lーアスパラギン酸カリウム、タウリンなどのビタミン類やアミノ酸を使用した目薬がおすすめです。
今は薬局に行くと様々な種類の目薬があるので、「頭痛」や「疲れ目」に効果のあるものを選びましょう。
②目を温める
簡単にできて気持ち良いのが目を温める方法です。
ホットタオルを使っても良いですし、『めぐリズム』のような市販のホットアイマスクを使っても良いです。
目の筋肉がほぐれる感じがとても快感です。
③目のツボおしやマッサージ
目が疲れてきたと感じたら、目の下や目頭などの目の周りを押したり、こめかみを押したりすると疲れを和らげることができます。
また、首と後頭部の境目にある『後頭下筋群』という筋肉が目と密接な関係にあるので、首の後ろやうなじ周辺をマッサージするのも効果的です。
④3~5分ほど目をつむる
目をつむるだけで眼球を休めることができるだけでなく、実は脳の疲労回復にも効果があるということはご存じでしょうか?
目をつむると涙が眼球全体に行き渡り、必要な栄養分や水分を届けることができます。また、人は目を開けていると無意識にピントを合わせようとして目の筋力が動きます。目を閉じるだけでその筋肉を休ませることができるので、眼精疲労を和らげることができるのです。
また、目を開けていると視覚情報が常に脳に伝達され、脳が常に働いている状態になります。よって、寝なくても目を閉じるだけで十分に脳を休める効果が期待できるのです。
⑤1時間ごとに手元作業を中断して休む
デスクワークや勉強、スマホやゲームなど、近くで物を見続けると目のレンズの役割を果たす水晶体が常に膨らんだ状態になります。筋肉を常に緊張状態になるので、なるべく1時間以上は手元作業を続けず、休むようにしましょう。
休む際はなるべく6m以上離れた遠くのものも見るようにします。
自分に合うメガネを買うためのポイント3つ
頭痛に悩んでいる方は、そもそも頭痛を引き起こさないようにするためにメガネを新調したり用途別で新しく購入する必要があります。
➀普段使いとデスクワーク用のメガネを使い分ける
メガネは1本で充分と思っていませんか?
近くを見ることの方が多い現代人にとって、遠くもくっきり見える遠近両用メガネは必要以上に視力を矯正している可能性があります。
普段使いで遠近両用メガネを使っている場合は、デスクワークや手元作業を行う時だけ「近く」が見えるメガネにかけ替えると目の負担を軽減することができます。
お金も手間もかかると思いがちですがあなたの視力を守るために重要なことですので、特にメガネで頭痛を感じているという方はメガネの買い替えや購入を検討されてみて下さい。
②時間をかけて度数調整してくれるメガネ店を選ぶ
基本中の基本にはなりますが、レンズの度数を一人ひとりの視力や目的に合わせて調整してくれるお店を選びましょう。
目の測定と言ってもただ単に視力を測るだけでなく、左右差や利き目、近視・遠視・乱視などのチェックすべき項目が多岐に渡ります。時間をかけて丁寧に行ってくれるお店ほど信頼ができます。
③時間をかけてフィッティング調整してくれるメガネ店を選ぶ
メガネのレンズだけでなく、時間をかけてフレームの細部までフィッティングしてくれるお店というのは意外と少ないものです。
レンズ自体が自分に合っていてもメガネのフレームがずれてしまうと目とレンズの距離が適正でなくなり、正しいレンズの効果を発揮しなくなります。
また、メガネがずれていると見た目の印象も悪くなりますので、時間をかけて丁寧にフィッティングしてくれるメガネ屋さんを選びましょう。
さいごに:千里堂メガネは「近くの見え方」にこだわったメガネをご提案しています
自分に合ったメガネを買うのであれば、やはりメガネ店選びが重要です。
メガネ屋はお客様の視力に合わせて度数の測定やフィッティング調整するための技術をもったスタッフがいる専門店です。きちんとしたメガネを選ぶためにも、カウンセリングや視力測定などをしっかりと行ってくれるプロがいるお店を選びましょう。
千里堂メガネ琴似店はお客様の視力を第一に考え、「近くの見え方」にこだわったメガネ作りをしているプロ集団です。
実際に、メガネ初心者の方からプロのサッカー選手まで、幅広いお客様からご好評をいただいています。過去にはプロサッカー選手の小野伸二さんもご来店されました!
「今度は家族にもつくってあげたい!」というお声も多く、実際に家族みんなで愛用して下さっているお客様もいらっしゃいます!
①コンセプトは「メガネがいらなくなるメガネ」
メガネ専門店ですが、メガネを販売することをモットーにしていません。お客様の視力回復を第一に考え、メガネをかけなくても良くなるようなメガネ作りをしております。
②「近くの見え方」にこだわることで目の負担を可能な限り軽減
遠近両用メガネのような、遠くのものもくっきり見えるように過度に度数が調整されたメガネを使うと眼精疲労を引き起こします。
千里堂琴似店は日常生活で最も使う「近くの見え方」にこだわり、お客様の目の負担を可能な限り減らすメガネ作りをしております。
③完全予約制で一人ひとりに合ったメガネを作っている
千里堂琴似店は完全予約制でお客様を一人ひとりご案内しております。メガネは人によっては毎日使うものです。決して安い買い物ではないのでプロのスタッフが寄り添いながら、お客様自身が納得できるものをお作り致します。
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