「最近、メガネがゆるくてズレ落ちやすい」という悩みをお持ちの方はいませんか?
メガネがゆるいと、視界が不安定になり、集中力もダウンしてしまいます。
さらに頻繁にメガネを掛け直すのは面倒で、イライラの原因にもなりますよね。
例えば、仕事中にメガネがズレてくると、作業効率が落ちてしまったり、人と話す時に気になってしまったり…。
この記事では、メガネがゆるくなる原因から、プロによる調整の重要性まで詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読み進めていただけますと幸いです。
目次
メガネがゆるくなる原因
メガネがゆるくなる原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
1. フレームの変形
メガネのフレームは、長年の使用や、落下などの衝撃によって変形することがあります。毎日使っていると、メガネをカバンに入れたり、テーブルに置いたり、時にはうっかり落としてしまうこともあるでしょう。
これらの衝撃が積み重なることで、フレームが少しずつ歪んでしまい、メガネがゆるくなる原因となります。フレームの素材や形状、使い方によって変形のしやすさは異なりますが、長年愛用しているメガネであれば、フレームの変形を疑ってみましょう。
2. ネジの緩み
メガネのフレームには、テンプルや鼻パッドを固定するための小さなネジが使用されています。
これらのネジは、メガネの使用中に振動したり、汗や皮脂などの影響を受けたりすることで、徐々に緩んでくることがあります。
ネジが緩むと、テンプルや鼻パッドが固定されなくなり、メガネがゆるくなる原因となります。特に、テンプルの付け根部分や鼻パッドの接続部分は、可動域が大きいため、ネジが緩みやすい箇所です。
定期的にメガネをチェックし、ネジの緩みがないか確認するようにしましょう。
3. 経年劣化
メガネのフレームやネジは、長年の使用によって劣化し、ゆるくなることがあります。
プラスチックフレームは、紫外線や汗によって劣化しやすく、弾力性が失われて変形しやすくなることも。また、金属製のフレームやネジも、汗や皮脂による腐食や、空気中の酸素による酸化によって劣化し、強度が低下することがあります。
経年劣化は、避けられない現象ではありますが、日頃のお手入れや保管方法によって、ある程度抑制することは可能です。
メガネのゆるみを放置するとどうなる?
メガネのゆるみを放置すると、視界が悪くなり、眼精疲労、頭痛、集中力低下の原因となります。
視界が不安定だと、目は常にピントを合わせようと無理をするため、眼精疲労や頭痛が起こりやすくなります。また、視界不良により、仕事や勉強の効率が低下したり、事故や怪我のリスクが高まることも懸念されます。
さらに、メガネがズレるたびに意識がそちらに向かい、集中力が途切れてしまいます。その結果、ストレスを感じやすくなり、心身の健康にも悪影響を及ぼす可能性もあります。
フレームやレンズに負担がかかり、破損しやすくなることも考えられます。
快適で健康的なメガネライフのためにも、メガネのゆるみを感じたら、ネジの締め直しや鼻パッドの調整、メガネ店での相談など、適切な対処を行いましょう。
メガネがゆるんだときの対処法を2つ紹介
メガネがゆるんだときの対処法を2つ紹介します。
メガネの調整を行う
メガネがゆるんでしまう原因は、顔の形以外にも、長時間の使用によるフレームの変形や、鼻あての劣化、ネジの緩みなど、様々な要因が考えられます。
「自分で調整してみようかな」という気持ちもわかりますが、メガネの調整は、1箇所だけ調整すると全体のバランスが崩れてしまったり、視界が悪くなったりする可能性があるため、専門的な知識と技術が必要な繊細な作業です。
メガネがゆるんでいると感じたら、まずはお近くのメガネ店にご相談ください。プロの眼科医や眼鏡士が、あなたのメガネの状態を詳しく検査し、最適な調整を行ってくれますよ!
劣化した素材や部品を交換する
鼻パッドやテンプルは、いつもお肌に直接触れているため、汗や皮脂で劣化しやすくて、気づかないうちに摩擦力が弱まっていることがあります。
そのため、定期的にチェックして、必要であれば交換するようにしましょう。
また、プラスチックレンズやゴム製の部品は熱に弱いため、メガネをかけたままお風呂やサウナに入るのは避けましょう。熱によって変形してしまうと、ゆるみの原因になります。
素材や部品を新しいものに交換することで、フィット感がアップし、快適なかけ心地を取り戻せますよ。
メガネのゆるみをプロに相談するべき理由
メガネのゆるみが気になる場合は、自分で対処するだけでなく、メガネのプロに相談することをおすすめします。
メガネのプロである眼鏡製作技能士は、メガネの構造や素材を熟知しており、適切な調整や修理を行うことができます。
また、メガネのゆるみの原因を特定し、根本的な解決策を提案してくれることもあります。
例えば、フレームの歪みが原因でメガネがゆるくなっている場合は、フレームを修正したり、新しいフレームに交換したりすることを提案してくれるでしょう。ネジの緩みが原因の場合は、緩み止め剤を使用したり、ネジを交換したりすることで、再発を防いでくれます。
メガネは、視力矯正だけでなく、ファッションアイテムとしても重要な役割を担っています。
メガネのゆるみを放置せずに、適切な対処をすることで、快適なメガネライフを送りましょう。
メガネのゆるみを調整したいときは「眼鏡製作技能士」のお店を選ぼう
メガネのゆるみを調整したいときは、フィッティングのプロである「眼鏡作製技能士」のいるお店を選びましょう。千里堂には、眼鏡作製技能士が在籍しており、お客様一人ひとりに最適なフィッティングを提供しています。
ゆるみの調整はもちろん、メガネに関するあらゆる悩みに対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
千里堂では、国家資格「一級眼鏡作製技能士」のスタッフが、確かな技術と豊富な経験を活かし、お客様一人ひとりのご要望にお応えします。「本当はこんなメガネをかけたいのに…」という理想をお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。