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「コンタクトをつけているときより、メガネのほうが疲れるのはなぜなんだろう?」
「コンタクトをずっとつけているほうがいいのかな?」
「でも家でコンタクトで過ごすのも大変だし……」
このような疑問や悩みはありませんか?
コンタクトよりもメガネのほうが疲れると感じるのは、ちゃんとした理由があります。
複数ある理由のなかでも、とくに重要なのが「メガネで見る距離」です。
一般のメガネというのは、実は「遠くがよく見える」前提で度数が設定されています。
だから近くの距離(2.5メートル以内)を長時間見ていると、目にかなりの負担がかかり、疲れてしまうのです。
今回の記事では、近くを見るときの負担をやわらげるオーダーメイドメガネ「ラクミエ®」の千里堂が、「コンタクトよりもメガネのほうが疲れる」理由を解説します。
目次
コンタクトよりもメガネのほうが疲れる理由
人によって、どうしてメガネをかけたときのほうが疲れやすくなるのでしょうか?
もちろんこれは、全員にあてはまる症状ではありません。
以下に、考えられる理由をいくつか整理しました。
①いまの視力とメガネの度数が合っていない
まず考えるべきは、メガネ作製時の度数と、現在必要となる度数が合っていない可能性です。
視力というのは、年齢や目の使い方によって変化するものです。
度数の合わないメガネをかけ続けることは、さらなる視力低下や、頭痛・肩こり・集中力の低下といったデメリットをこうむることを意味します。
「コンタクトよりもメガネのほうが疲れるな」と思ったら、まずは眼科やメガネ店で、視力測定を行ってみてください。
②メガネをかけて「近くの距離」を見すぎている
たいていのメガネは、「遠くがよく見える」前提で度数を設定しています。
あなたのメガネも、ほぼ例外なく、「遠くがよく見える」前提で、視力1.0になるように度数が設定されているはずです。
「これのどこが悪いの?」と疑問に思われることでしょう。
実は、目というのは、近くの距離(2.5メートル以内)を見るときに、もっとも疲れる性質があるのです。
近くの距離にピントを合わせるために、目の筋肉がぎゅっと収縮します。これが続くと、目はどんどん疲れてしまうのです。もちろん裸眼であっても同様です。
では、「遠くがよく見える」前提でつくったメガネで、スマホ、パソコン、本、テレビを見ると、どうなるでしょうか?
裸眼の状態でさえ、近くの距離を見るときに疲れてしまうのに、よく見えるメガネをかけると、そのぶんだけ、目はさらに頑張ってピントを合わせなければなりませんよね。
あなたがコンタクトよりもメガネをかけたときのほうが目の疲れを感じるのは、メガネで近くの距離を見すぎていることに、理由があるのかもしれません。
③遠近両用メガネの使い方が間違っている
いまや多くの人が当たり前に使っている遠近両用メガネ。
遠くも見えるし、近くも見える。まさに一挙両得のようにも思えます。
しかし注意が必要です。
遠近両用メガネは、どのレンズの位置でものを見るかによって、見やすさが異なるのです。
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近くが見やすい箇所が、とても狭いことにお気づきでしょうか?
たいていの人は、遠近両用メガネを正しく使えていないです。
遠く(あるいは中間)がよく見えるレンズで、パソコン作業をすると、当然、目は疲れやすくなります。
遠近両用メガネで近くの距離を見るには、背筋を伸ばしたまま、目線だけを下に合わせる必要があるのです。
デスクワークが多い人は、いまいちど、遠近両用メガネの使い方を見直してみてください。
④メガネがズレている
意外に見落とされがちですが、メガネの位置がズレていることも、目の疲れの原因になります。
少なくとも、コンタクトは「位置がズレたままものを見ている」ことはありません。
しかしメガネは、フレームや鼻パッドの歪みによって、目(黒目)とレンズの位置がズレてしまうことが多々あります。
どれだけ大切に使っていても、メガネは使えば使うほど歪んでいきます。
フィッティングは定期的に行う必須のメンテナンスです。
視力測定のついでに、フィッティングを再調整してもらいましょう。
⑤コンタクトをつけるときは外出時だから疲れを感じにくい可能性もある
コンタクトとメガネの使用シーンが異なるため、相対的にメガネのほうが疲れやすく感じている可能性も、最後に指摘しておきましょう。
外出時や運転時にコンタクトをつける際は、比較的遠くを見る場面が多いですよね。
コンタクトも「遠くがよく見える」前提で度数が調整されています。したがって、遠くがよく見える場面でコンタクトを使っていても、疲れを感じにくいのです。
外出用としてコンタクトを使っている人は、たいていの場合、メガネを「自宅で過ごす用」として使っていると思います。
家の中は、それこそ「近くの距離」(2.5メートル以内)で満たされた空間です。
スマホ、パソコン、テレビ、本。
先述したように、メガネもまた「遠くがよく見える」前提で作られていますから、家の中でメガネをかけて過ごすと、必然的に目が疲れやすく感じるわけですね。
コンタクトよりもメガネのほうが疲れるときの対処法
以上のことをふまえて、対処法を整理しました。
- 見たい距離に合わせてアイポイントを変えてみる
- フィッティングを再調整してもらう
- 見たい距離に合わせてメガネを使い分ける
- 千里堂の「ラクミエ®」を使う
疲れないようにするためにメガネの作り方を変えてみよう
ここまで読んでいただけた方は、すでにお気づきかと思いますが、
「コンタクトよりもメガネのほうが疲れる」という問題の根本は、
「メガネが“遠くがよく見える”前提で作られている」ことにある、ということです。
一般的なメガネのほとんどが、遠くがよく見えるように度数が設定されています。
あなたのメガネも、おそらく同様です。
ですから、メガネそのものを考え直さないかぎり、「コンタクトよりもメガネのほうが疲れる」という悩みは解決するのが難しいといえるでしょう。
そこでぜひ、お伝えしたいのが、わたしたち千里堂がオーダーメイドで提案している「ラクミエ®」です。
ラクミエ®は、近くの距離を見るときの目の負担をやわらげるメガネレンズです。
ラクミエ®をつくる際は、
- 家での過ごし方は?
- 職業は?
- よく使う仕事のツールは?
- 目の疲れを感じる場面は?
を徹底的に問診し、
精密な視力測定で、
- 眼球の形状は?
- 目の使い方のクセは?
- 目の筋肉のつき方は?
を詳細に分析します。
それらの情報をフィードバックしたレンズは、まさにお客様の目のために仕立てた、フルオーダーメイドの特別なレンズです。これが「ラクミエ®」です。
「コンタクトよりもメガネのほうが疲れる」と感じたら、メガネによって目の負担が増えているサインです。
この機会をきっかけに、ぜひ一度、千里堂の「ラクミエ®」をお試しください。
まずは無料の視力測定からどうぞ!
“目の健康診断”という気持ちで、お気軽にお問い合わせください。