最近、目がかすんでいる症状を自覚することはありませんか。かすみといっても、ぼやけて見えたり、ゆがんで見えたり、もやがかかって見えたりするなど人によって感じ方はさまざまです。これらに共通しているのは、すべて視界がクリアに見えていないということ。
まずは自分の目にかすみの症状が出ているかを判断するためにも、どんな症状が出ているのかセルフチェックしておくことが大切です。その上で、目のかすみの原因と改善方法を知っておくようにしましょう。
目次
目のかすみのセルフチェック
まずは、自分の目がかすんでいないかをしっかりとチェックすることが大切です。そのためにも、自分にどんな症状が現れているのかをチェックしておきましょう。
- 目が乾いている感じがする
- 目の奥に痛みを感じることがある
- 目が充血している
- 一日に5時間以上パソコンやスマートフォンの画面を見ている
- 目の中がゴロゴロすることがある
- まれに視界がぼやけることがある
- まぶたを押すと痛くなる
- まぶたがけいれんすることがある
- 涙がよく出ることがある
- 首や肩が凝ることが多い
目のかすみの原因
目のかすみは、以下のような症状があるときに現れることが多いです。ここでは、目のかすみの原因となりうる症状を具体的にご紹介します。
眼精疲労
眼精疲労は、デスクワークなどでパソコンを長時間使用する人、スマホやテレビなどを見続けることが多い人に現れる症状です。
日常的に上記の行動を取ることによって、目の周辺の筋肉が緊張した状態が続いてしまうため、目のかすみを感じるようになるといわれています。
ドライアイ
ドライアイは、目の水分量が不足していることにより、目の表面を傷つけてしまう症状です。
目のかすみの症状が出るのはもちろんのこと、目の疲れを感じたり、目がゴロゴロしたりすることがあります。
ストレス
ストレスは、外部から怒りや不安、悩みなどの刺激を受けたときに発生する緊張状態のことです。
おもに仕事や人間関係、睡眠不足などでストレスを感じることが多く、自律神経が乱れることにより、目のかすみを感じることがあります。
メガネなどの度数が合っていない
度数の合っていないメガネやコンタクトレンズを日常的に使用していると、目が無理に焦点を合わせようとして眼精疲労を起こすことが多いです。
その結果、目の筋肉に負担がかかってしまうため、かすみやぼやけなどの症状を引き起こす原因となります。
病気の疑い
目のかすみの症状が出ている場合は、白内障や緑内障、ぶどう膜炎、糖尿病網膜症などといった病気が潜んでいる可能性もあります。
これらの病気の疑いがある場合は、目のかすみ以外にも、激しい頭痛や肩こり、吐き気、めまいなどの症状が出ることが多いです。病気を早期発見するためにも、一刻も早く医療機関を受診するようにしてください。
目のかすみの対策
目のかすみの症状が出てしまった場合、改善できるものなら早めに対処してしまいたいですよね。ここでは、目のかすみを改善する方法をご紹介します。
目薬をさす
眼精疲労などによる目の使いすぎでかすみの症状が出ている場合は、目薬をさすのがおすすめ。
目のかすみにおすすめの市販の目薬をご紹介
薬局やドラッグストアなどで販売されている目のかすみ対策におすすめの市販の目薬を3つご紹介します。
- ロート製薬:ロートビタ40α
目の疲れやかすみなどの症状が出ているときにおすすめの目薬です。目に大切な天然型ビタミンEやビタミンB6などを含む4つの有効成分が含まれています。
- ライオン:スマイル40 プレミアムDX
目のかすみが出ている人や日常生活で目を酷使している人におすすめの目薬です。10種の有効成分が配合されていて、特に目やにが多いときの使用に向いています。
- 大正製薬:アイリス40
目のかすみや疲れなどの症状が出ているときにおすすめの目薬です。目のピント調節機能を改善するネオスチグミンメチル硫酸塩などの成分を配合しています。
目に効果的なツボを押す
目にかすみを感じた場合は、目に効果的なツボを押す方法も有効です。眉の内側の端くらいの位置にある攅竹(さんちく)というツボで、目のかすみや疲れを和らげるのに効果的だといわれています。
ただし、目の周辺のツボを押すときは、眼球まで押してしまわないように十分に注意してツボ押しを行うようにしましょう。
目にいい食べ物を摂取する
目のかすみで悩んでいる場合は、一度自分の食生活を見直してみるといいでしょう。たとえば、ビタミンAは目の働きを助けるビタミンとして有名です。ビタミンAが不足していると、ものが見えにくくなることがあります。
この場合はビタミンAを多く含むにんじんやかぼちゃ、豚レバー、鶏レバーなどを意識的に摂取するのがおすすめです。
病気の疑いがある場合は眼科に行く
病気の疑いがある場合は、迷わず眼科へ行くことをおすすめします。白内障や緑内障、ぶどう膜炎、糖尿病網膜症などの疾患の可能性がないかを確認してもらい、早期発見に努めましょう。
自分の目を守るためにも、手遅れにならないように早めに治療を受けることが大切です。また、数か月に一度のペースで定期健診を受けるのもいいでしょう。
新しいメガネに買い替える
今使っているメガネの度数が合っていない場合にも、目がかすみという症状を感じる場合があります。
その場合はメガネの度数を変えることが大前提となるので、思い切って新しいメガネに買い替えるようにしましょう。
ただ度数を上げたメガネに買い替えるのはNG!
メガネを買い替える際に注意しておきたいのが、ただメガネの度数を上げるだけではダメだということです。
安易に度数を上げることは目の筋肉に余計な負担をかけるだけであり、緊張状態をさらに悪化させることに。その結果、重篤な眼精疲労を引き起こす可能性があります。
デスクワークの多い現代人は近くが見えやすくなるメガネをかけることが大切
一般的に、多くのメガネ屋さんは遠くを見ることにフォーカスしたメガネを販売していることが多いです。
しかし、現代人は仕事でパソコン、日常生活でスマホを使うことが多いので、遠くのものを見るよりも、近くのものを見るときによく目を使います。
そのため、遠くのものを見ることに特化したメガネよりも、近くのものを見るメガネをかけることが大切です。
千里堂は近くを見る負担を和らげるメガネを提案するメガネ店です
目のかすみに悩んでいる人に向けて、近くのものを見る負担を和らげるメガネを提案しているのが札幌と網走に店舗を構える千里堂メガネ店です。
普段の目の使い方やクセは、お客様一人ひとりで異なります。そのため、そのお客様がどんな仕事をしているのかを問診で確認することも、千里堂にとっては大事な要素なのです。
お客様の目に関する知識を深めることで、お客様の目に最適なオリジナルレンズのメガネを作成できるようになります。お客様自身に納得していただけるようなメガネをお作りしますので、お気軽にご相談ください。
なお、千里堂の問診は予約制を採用。予約の流れについて知りたい方は、以下のページをご確認ください。
お問い合わせ網走などの道東にお住まいの方で、目のかすみに悩んでいるのはもちろん、近くのものを見るのに最適なメガネに買い替えたいとお考えの場合は千里堂メガネ網走本店までご相談ください。
まとめ
目にかすみの症状が出る原因として考えられるのは、以下の5つです。
- 眼精疲労
- ドライアイ
- ストレス
- メガネの度数が合っていない
- 病気の疑い
病気の疑いがある場合は眼科への受診をおすすめしますが、自分でできる改善方法もいくつかあるので試してみるといいでしょう。
- 目薬をさす
- 目に効果的なツボを押す
- 目にいい食べ物を摂取する
- 新しいメガネに買い替える
上記の方法を実践して、目のかすみを少しでも和らげるようにしましょう。