
「見えすぎるメガネは良くない」と言われたんだけれど、どうして?
「近くの距離を見るときの負担」が増大するからです。

一般的なメガネ店では、「遠くが良く見える」前提で度数を調整します。
近視用のメガネであろうと、基本的には「1.0」の度数で視力を出しています。
実は「1.0」の視力でさえ、目にかなりの負担をかけてしまうのです。

この記事では、近くを見るときの負担をやわらげるオーダーメイドメガネ「ラクミエ®」を作製する千里堂が、
見えすぎるメガネがもたらすデメリットと、目にやさしいメガネの作り方について解説します。
今回の内容のなかで、もっとも伝えたいのは、「よく見える」よりも「楽に見える」ことのほうが大切だということです。
視力低下・集中力低下・頭痛・肩こりは、「見えすぎる」メガネを使用し続けていることが関係しています。
現在、世界中で「近視パンデミック」が警告されています。とくに子どもの近視率が増大していることは、注目に値します。

テレビ、パソコン、スマホ、読書、勉強。現代人のライフスタイルは、近くの距離(2.5メートル以内)を見る生活です。そのために目の負担が著しく増えているのです。
この記事を読めば、どうして見えすぎるメガネが良くないのか、なぜメガネをかけているとどんどん目が悪くなってしまうのか、メガネ選びの原理原則を理解できるようになるはずです。
メガネ店とお客様との間に「知識の差」があるのは、現代の大きな問題です。わたしたちは、一人でも多くの方に、自分の目を守るための知識を広めることを使命にしています。

目次
「見えすぎるメガネ」が良くない理由
たとえば「よく見えるメガネ」と聞いて、みなさんはどんなメガネを想像しますか?極端な例でいうと、視力が2.0になるようなメガネがあれば「よく見える」と思いますよね。
つまり、視力検査表の一番下がハッキリ・クッキリとわかるような状態を「よく見えるメガネ」と定義するのが一般的なのです。
ですから、一般的なメガネ店では、「視力1.0=よく見える」という前提でメガネをつくっています。

しかしよく考えてみると、「視力検査表がよく見える」ほどの視力は、私たちの日常ではあまり役に立たないのです。
ちなみに日常的に狩りを行っている部族の人たちは、かなり眼がいいという話があります。2.0以上なのだとか。
部族の人たちは、自分たちの生活や護身のために「遠くの獲物・猛獣を視認する」という必要に迫られています。だから視力が発達しているのでしょう。
しかし、私たちに果たしてそこまでの視力が必要なのでしょうか。

たしかに、デスクワークの多い現代人には、遠くのものを見る時間が圧倒的に少ないよね。
そうなんです。
パソコンやスマートフォンと共に生きる現代人は、遠くのものがよく見えるよりも、近くのものがよく見えることのほうが重要なのではないでしょうか。

多くのメガネ店では、「遠くのものがよりよく見えるようになればよい」という考えのもとでメガネをつくっています。
たしかにそれは、遠くのものを見るという点に関しては優れているといえますが、近くのものを見て生活している人にとってはオーバースペックなのです。
軽自動車のメーターには、一応、140キロの速度まで表示されていますが、そんな速度を出して走行する機会なんてほとんどゼロに近いですよね。それと似たようなものです。
日常的にパソコン作業をしている人・勉強をしている人・スマートフォンを操作する人・テレビゲームをよくやる人にとっては、「近くのものがより見やすく・眼の負担にならないようになったほうがよい」はずですよね。
見えすぎるメガネで近くの距離を見るデメリット
①目が疲れやすくなる
もともと人間の目は、近くを見るときに最も疲れやすい仕組みをしています。
目が疲れるとは、ようするに「目の筋肉が凝り固まり、血流が悪くなる」状態のことです。
「勉強のしすぎ」「パソコンのしすぎ」で視力が悪くなるのは、まさに近くを見すぎていることに理由があります。
近くを見るときに目が疲れるという性質上、「遠くが良く見えるメガネ」で近くを見たら、なおさら目の疲れが増大しますよね。
②視力低下のリスクが上がる
遠くが良く見えるメガネで近くを見続けると、目の疲れが常態化し、結果的に視力の低下につながります。
さらに厄介なのは、【視力が低下するさらに度の強いレンズになる
さらに目の負担が増える
さらに視力が低下する】という悪循環から抜け出せなくなることです。
③頭痛や肩こりなどの不調を引き起こす
私たちは普段意識していませんが、目には「リラックス」と「活動」を司る2種類の自律神経が密接に関わっています。
遠くを見つめると心が落ち着いたり、活発に動きたくなったりするのは、この自律神経が働いているからです。
実は、目の自律神経は、脳や首、そして全身の神経と複雑に繋がっています。
まるで神経の司令塔のような役割を果たしているのです。
そのため、目の使いすぎによって、目の自律神経が乱れると、その影響は全身に波及します。
具体的には、
- 首こり:目の疲れが直接、首の筋肉に負担をかけ、こりを引き起こします。
- 頭痛:目の奥の痛みや、頭全体が重く感じるなどの症状が現れます。
- 全身の痛み:肩こり、腰痛、手足のしびれなど、体のあちこちに痛みを感じることがあります。
- 精神的な不調:イライラ感、倦怠感、集中力の低下など、精神的な不調も引き起こすことがあります。
ほとんどのメガネ店が現代人のライフスタイルに合わないレンズを提案している。
現代社会の日本で生活すると、どうしても近くを見なくてはならないですよね。
すると、わたしたちの目は、近くがよく見えるように「近視」になっていきます。その代償に、遠くが見えなくなってしまうわけです。だから現代人は、部族の人に比べて、圧倒的に近視が多くなるのです。
しかし、普通のメガネ店は、遠くがよく見えるようにメガネを作ります。
どうして近視になっているかというプロセスを無視して、「理想の視力は1.0」という暗黙の前提でメガネをつくってしまいます。
しかしそれは、「近くをよくみる」ライフスタイルに、「遠くをよく見る」ライフスタイルに無理やり合わせているため、いたずらに目の負担を増やすことになってしまうのです。
通常のメガネ(遠くのものがよく見えるメガネ)をつけて近くのものを見ようとすると、眼に無理を強いることになります。それが原因で、どんどん視力が落ちていってしまうリスクがあります。
千里堂は「近くを見るときの負担をやわらげる現代人のためのメガネ」を提案します。

千里堂では具体的にどんなメガネをつくっているの?
千里堂はお客様一人ひとり異なる普段の眼の使い方・クセを把握し、近くを見たときの負担をやわらげるメガネを提案しています。

千里堂は問診に力を入れています。パソコンの使い方や仕事のスタイルなど、あらゆる側面からお客様一人ひとりの生活を把握し、その人が近くの距離を最も快適に見える度数をご提案します。
みなさんも、「メガネをかけるとどんどん眼が悪くなる」というお話を耳にしたことがあるでしょう。
「近くの見え方」にこだわった千里堂のメガネは、近くのものにピントをしっかり合わせることで、眼の負担をやわらげるように設計します。

つまり眼がよくなるの?
それについては個人差がありますし、断言することはできません。


コンサドーレ札幌の小野伸二選手も千里堂琴似店でメガネをオーダーしていただきました!
最近では歯科医師の方や、在宅ワークでパソコン作業の多くなった方からのお問い合わせも増えてきております。福利厚生の一貫として、当店のメガネをご注文いただいた企業様もいらっしゃいました。
デスクワークの多い現代社会。
「近くの見え方」にこだわりたいと思うお客様は、今後もますます増えてくることでしょう。
千里堂琴似店はお客様一人ひとりに向き合い、ヒアリング・検査を徹底しております。ご興味がありましたら、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください!

「デスクワークで視力がガクッと落ちた」「目がしょぼしょぼする」「肩こりや頭痛が慢性的になった」という方は、ぜひ一度、千里堂の疲れにくいメガネを試してほしいと思います。
しばしば「いままでメガネなんてどこでつくっても同じだと思っていたが、千里堂で考えが変わった」とうれしいお声をいただくことがあります。千里堂のメガネは、きっとあなたにとっても、特別な体験になるはずです。
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