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多方面から警鐘鳴らされるeスポーツの健康リスク問題
選手の健康問題は、eスポーツチームが抱える深刻な課題です。記憶に新しいのは、League of Legendsのスター選手であるUzi選手(中国)の引退です。ストレス、肥満、不規則な生活、糖尿病を理由に、2020年の6月に引退を表明しました。
ゲーマーズネック、腰椎ヘルニア、手根管症候群・尺骨神経間症候群、深部静脈血栓症など……デスクに長時間座ったまま膨大な練習量を要求されるeスポーツ選手にとって、これらの健康リスクを完全に避けるのは、依然として難しいのが現状です。
一般的にスポーツといえば、「健康」というクリーンなイメージに直結します。しかし多くの健康リスクを抱えるeスポーツは、残念ながら「不健康」なイメージを払拭しきれていません。
こうした背景を受けて、グローバルeスポーツ連盟(GEF)のクリス・チャン会長は、運営チームが健康問題にコミットすることは、eスポーツ業界に対する信用そのものに関わっていると明言しています。
まずは一歩ずつ。「健康経営」に取り組む姿勢がイメージアップにも。
eスポーツは選手寿命が短いともいわれていますが、それは単純に年齢だけでなく、こうした健康問題にも起因していることは、想像に難くありません。eスポーツを楽しむ子どもたちが、この世界に明るいビジョンを描くことができなければ、後続が育つことなく、eスポーツ業界は先細りしていくことでしょう。
eスポーツ選手の健康問題にコミットしていくことは、グローバルeスポーツ連盟の会長が指摘するように、これからのeスポーツチーム運営者に求められる社会的責任ともいえます。健康への取り組みは、チームに携わる関係各社のイメージ向上のみならず、eスポーツ市場を健全に育み、将来的に大きな果実を得るための大事な戦略です。
軽視されがちな「目」の問題。eスポーツ選手の寿命を大きく左右する視力低下問題にもメスをいれるべき
食生活の改善、練習時間量の調整、運動トレーニングなど、eスポーツプレイヤーの健康をいたわる方法はいくつもあります。
しかしそんな中で、「目」の健康問題は軽視されがちです。目は直接命に関わるものでないせいなのか、あるいは「ゲームを長時間やれば視力が下がるのは仕方ない」と諦められているのか、どちらにせよ、視力低下の問題は放置されています。
脳が処理する情報の約80%が目に依存しているといわれています。eスポーツは、まさに視覚情報を処理する“目のスポーツ”です。にもかかわらず、視力低下という深刻な健康問題は、「メガネで矯正すればいい」と簡単に考えられているように見受けられます。
目は、選手のパフォーマンスに大きく影響します。「目がしょぼしょぼする」「画面を見ると視界がボンヤリする」「画面を見続けるのがつらい」「どうも頭が冴えない」……目を酷使するとこのような症状に至ります。こんな状態で練習や試合に臨んだところで、思うような成果を出すことは難しいといえるでしょう。
また、視力低下による様々な弊害が輪をかけて精神的な負担を増大させます。思うように成果がでない、思い描いているプレーができないというのは、eスポーツ選手にとって何よりのストレスです。チームメイトにも迷惑をかけているという自責の念が、さらに選手を追いつめます。
しかも悲劇なのは、プレーのパフォーマンスの影響が「目」にあると薄々わかっているにもかかわらず、具体的な対処方法がわからないという点です。「疲れている」という曖昧な理由で、目をマッサージしたり、仮眠をとったりしたところで、それは気休めにすぎません。練習を続けると、また目のパフォーマンスが著しく下がってしまうわけです。
では、そもそもなぜ、eスポーツゲーマーの目の疲労が増大してしまうのでしょうか。あらためてその理由を知ることで、目が疲れないメガネの原理を深く理解できるようになります。
ゲームで目が疲れる原因
結論をいうと、私たちの目は近くを見るときに最も負担が増大する仕組みです。近くにピントを合わせる際に、目の筋肉が緊張する。そんな仕組みをしているのです。
パソコン、スマホ、テレビ、読書、勉強。現代人は、昔の人にくらべて、はるかに近くを見る時間が多いライフスタイルです。
ではeスポーツゲーマーは? たとえばあるデータによると、「Apex」のプロゲーマーの年間プレイ時間は、2000~2500時間といわれています。これは、デスクワーカーとほぼ同じくらいの労働時間です。
これだけを聞くと「そこまで目を酷使していないのでは?」と感じるかもしれませんが、ポイントは「画面を見続ける時間」です。
プロゲーマーは、3時間以上画面とにらめっこしている状態が続きます。しかも画面を見ている間は、目からより多くの情報をとりいれようとするため、瞬きの回数が極端に減ります。
一方でデスクワーカーは、3時間もずっと画面を見続けるようなスタイルで仕事をすることは、ほぼありません。デスクワーカーは、45~60分の頻度で、「疲れたな」と思ったらパソコンの手を止めてトイレに行ったり、ノビをしてリラックスしたりできます。
当然プロゲーマーは、プレイを中断して休むことは許されません。BOT撃ち練習やランクマッチでラフに遊んでいる場合ならまだしも、スクリムで交流戦をしているなら、そんな悠長なことは言っていられませんよね。
つまりある意味で、プロゲーマーは現代人のなかで最も目を酷使している職業と考えることができます。
普通のメガネ/コンタクトではさらに目の負担が増える!?
メガネやコンタクトをつけている方は、さらに要注意です。なぜなら、現代のメガネやコンタクトは、「遠くが良く見える」前提でレンズが作られているからです。
つまり、もともと近くを見るときに目の負担がかかる構造をしているのに、「遠くが良く見える」レンズで画面を見ようとすると、目の筋肉が、さらに余計な負荷をかけてピント調整をするので、その分だけ目の疲労が増大してしまうわけです。
メガネやコンタクトをつけて長時間ゲームをする人は、裸眼の人以上に、目のコンディションが悪化し、視力低下や判断力低下のリスクが高くなります。つまり、選手寿命が短くなる確率がグッと高くなってしまうのです。
千里堂のメガネは「近くを見るときの負担を軽減するメガネ」
千里堂メガネは、まさにそういったメガネレンズを提案しています。それが「近くを見るときの負担をやわらげるレンズ」です。千里堂メガネは、一人ひとりの目の使い方や目の筋肉の特徴を徹底的に分析し、ゲームジャンルやプレイスタイルに応じたレンズをフルカスタムします。
千里堂のメガネは福利厚生として会社に導入されたこともあります
千里堂のメガネを福利厚生として納品した実績があります。株式会社ヒラマツ様は、三重県津市にある、創業1951年の老舗製造メーカー。主に鋼構造物と大型車輌洗車機を手掛けており、「ものづくりを楽しむ」という精神で、社員さん一同、“エキサイティング”に仕事を楽しんでいる素敵な会社です。
すでに社長ご自身が、前々から千里堂のメガネをお使いいただいており、「PC作業が多いスタッフのために専用のメガネを作りたい!」とのご要望から、福利厚生としてメガネを導入するという企画が叶いました。
千里堂のメガネが選ばれる理由
お客様の声
- 千里堂さんの「この世からメガネをなくす」という使命は本物だと感じています。(20代・男性・北大3年生)
- 結局、家族3人が立て続けに琴似店で眼鏡を購入、もう他の眼鏡屋さんでは買わないと思います!(40代・男性・自然栽培農家)
- 人生で初めて自分の目の使い方のクセを教えて頂いた。 また性格とか当たってびっくりした。占いかと思った(笑)(20代・男性・デスクワーカー)
千里堂メガネの特徴
- たっぷり時間をかけた丁寧なヒアリング
- プライベートを守る完全予約制
- 一人ひとりに合ったオリジナルカスタムレンズ
- 万全のアフターフォロー体制
- 品質にこだわった国産メガネ
- クレジットカード払い対応
- メガネフレームの持ち込みでレンズのみ購入OK
千里堂でメガネをつくるには?
- 事前予約でまずは無料の視力測定をお試しください
- ヒアリングは1~2時間が目安
- 東京(浜松町)、札幌(琴似)、北見、斜里、網走で対応可能
- 予算はフレーム+レンズ+ケース+メガネ吹きで5万円から
- 持ち込みのメガネフレームがあればレンズのみのご購入でOK
- 完全オーダーメイドのため納品まで1週間~10日間
「目を大切にいたわる」常識を国内のeスポーツ界にも普及していきたい
脳が処理する情報の80%は目から入る情報。プロゲーマーは、そんな重要な器官に日々頼っています。多くのアスリートは自分の身体を大切にいたわり、ケガをしないようにケアを徹底管理しています。ではプロゲーマーはどうでしょうか。目に「故障」はないがゆえに、あまり「目をいたわる」という感覚が希薄かもしれません。
アスリートの世界では平均的な引退年齢が決まっています。たとえばサッカーは平均26歳、野球は平均29歳というのが一般的です。
一方、eスポーツ選手はスポーツ選手よりもずっと選手寿命が短いといわれています。たとえば、格闘ゲームやFPSでは、全盛期が20代前半といわれています。その大きな理由の一つが、「目」です。視力や動体視力の低下が、若手ゲーマーに劣るようになると、現役で活躍するのが難しくなります。
eスポーツ界も、目をいたわる習慣にもっと真剣に取り組むべきではないか――私たちはそう思っています。
この記事を読んだeスポーツチームの運営者の方、選手たちの目の健康寿命を伸ばして、eスポーツ業界全体のイメージを、もっと明るくして、可能性に満ちた市場にしていきませんか?
千里堂のメガネは、「視力が良い人と悪い人」「目が疲れにくい人と疲れやすい人」といったディスアドバンテージを埋める“テクニカルアイウェア”です。
まずは一度、千里堂で“目の健康診断”を無料で体験してください。千里堂の使命は「メガネっ子をゼロにすること」。メガネを売ることが目的ではありませんので、営業をかけることはいたしません。一人でも多くの人が目をいたわることの大切さを知ってほしい。ただ、その想いでやっています。
東京(浜松町)、札幌(琴似)、北見、斜里、網走で対応可能です。ご自分がもっともアクセスしやすい地域からお問い合わせください。
千里堂ってどんなメガネ店?2分で復習できる動画はこちら