この記事は、フィッティングのプロ集団である千里堂が、メガネをかけて耳が痛いときの原因と具体的な解決策を示すとともに、耳が痛くならない快適なメガネを選ぶための極意を解説します。
まず先に結論をいってしまうと、メガネをかけて耳が痛くなってしまう究極の原因は「フィッティングが十分でない」という点が挙げられます。フィッティングとは、その人の顔にぴったりメガネがおさまるように快適なかけ心地を実現する調整作業のことです。
ここでポイントなのは、メガネ店によってフィッティング技術には差があるという点です。メガネを買ったばかりなのに耳が痛いという方は、要注意です。
この記事を読めば、これまでのメガネ選びの考え方が180度変わり、本当に自分に合う快適なメガネを選ぶための観点を知ることができますよ。ぜひ最後までお付き合いください。
目次
1.メガネで耳が痛くなる原因3つ
メガネをかけていると、耳が痛くなることがあります。その原因として、主に以下の3点が考えられます。
①テンプルの長さや角度が合っていない
メガネのつるにあたる部分を「テンプル」と言います。このテンプルの長さや角度が、あなたの耳の形に合っていないと、耳が痛くなる原因になります。
テンプルが短い場合: テンプルの先端が耳の上に乗っかってしまい、痛みが生じます。
テンプルが長い場合: テンプルが耳の後ろで浮いてしまい、安定せず、耳に負担がかかります。
テンプルの角度が合わない場合: 耳を圧迫したり、メガネがずれやすくなったりします。
②鼻パッドの位置が合っていない
鼻パッドは、メガネを支える重要なパーツです。鼻パッドの位置がずれていたり、鼻の形に合っていなかったりすると、メガネの重心が偏り、耳に負担がかかります。
③メガネのフレームの歪み
長年使用しているうちに、メガネのフレームが歪んでしまうことがあります。フレームが歪むと、テンプルの長さや角度が変化し、耳に負担がかかるようになります。
2. メガネで耳が痛いときの具体的な解決策
①ひとまずカバーやストッパーで緩和する
耳にかける部分をカバーするアイテムが市販されていますので、まずは痛みをやわらげるために使うとよいでしょう。
②フィッティングを再調整する
長期間の使用によって、メガネのフィッティングはだんだんずれていきます。鼻パッドの位置、フレームの幅。これらをフィッティングし直すことで、耳の痛さはかなり改善されるでしょう。
ただし、フィッティング技術はメガネ店によって差があります。
本当に適切なフィッティングを行いたいなら、少なくとも国家資格「眼鏡作製技能士」のスタッフが在籍している店舗を優先的に探してください。一流のフィッティングのプロですから、安心して似合うメガネの相談ができるはずです。
千里堂は一級眼鏡作製技能士が在籍するフィッティングのプロ集団です。精度の高い調整で、快適なかけ心地を実現します。
③品質のいいメガネを使う
メガネをかけたときの耳の痛さは、フィッティングだけではどうにもならないこともあります。なぜならメガネの品質がフィッティングの自由度を決めるからです。フレームの強度や柔軟性が、品質によって違いがあります。
▶詳しくは千里堂の本店の記事『「高いメガネ」と「安いメガネ」の違いは?品質・サービスの観点から解説。』をご覧ください。
耳が痛くないメガネを選ぶのだとしたら、千里堂が自信をもってすすめる国産メガネブランドがあります。それが「999.9」(フォーナインズ)です。「メガネをかけている、という意識も薄れるくらいに快適」と、かけ心地や軽さに評判のある素晴らしいメガネです。
M-141
M-78
O-16T
S-925T
NP-615
さいごに:メガネで耳が痛くなったらフィッティングのプロに相談しよう
わたしたち千里堂は、「メガネがいらなくなるためのメガネ」を提案する、ちょっと変わったメガネ店です。ミッションは「メガネっ子をゼロにする」こと。
メガネを売ることを目的にしているのではなく、近くを見るときの負担をやわらげて、快適な生活をサポートすることを使命としています。
メガネをかけて耳が痛くなったら、できるだけ早いうちに、まずはお近くのメガネ店に相談してください。購入したお店なら、鼻パッドの交換やちょっとしたフレームの調整なら対応してくれるはずです。
そんななかで、もしも
- 「精度の高いフィッティングをしてほしい」
- 「メガネ選びをいちからやり直したい」
- 「いまの度数に納得いっていない」
- 「しっくりくるメガネに出会ったことがない
という方がいらっしゃるなら、ぜひ一度、千里堂にお越しください。購入をしなくても結構です。メガネに関する“モヤモヤ”を晴らしたいという方のお越しを心より歓迎しております。