「メガネの鼻あてがズレて、鼻に跡がつく…」
「鼻あてが痛い、またはゆるくてメガネがずり落ちてくる…」
そんな悩みをお持ち方はいませんか?
メガネの鼻あては、ただメガネを支えているだけではありません。
快適な視界を確保したり、顔への負担を軽減したり、化粧崩れを防いだりと、重要な役割を担っているんです。
鼻あてが合っていないと、メガネがずり落ちたり、鼻や顔が痛くなったり、集中力も低下してしまいます。
この記事では、鼻あての種類や特徴、調整方法、交換時期など、鼻あてに関する情報を徹底解説します。
鼻あての悩みを解消して、快適な毎日を送りましょう!
目次
鼻あての正しい位置
メガネの鼻あて(鼻パッド)の正しい位置は、一人ひとり異なります。
以下のポイントをチェックしてみてください。
- 目とレンズの距離➡︎レンズと目が近すぎたり、遠すぎたりしない適切な距離を保ちましょう。
- 鼻へのフィット感➡︎フレームがズレ落ちないよう、鼻パッドが鼻にしっかりとフィットしているか、かかり具合を確認してみましょう。
- かけ位置の高さ➡︎かけ位置が高すぎず、黒目の位置がレンズの真ん中あたりにくるように調整しましょう。
- 鼻パッドの当たり方➡︎鼻パッドが鼻に食い込んだり、一点に集中して当たったりせず、面全体で優しく接地しているかを確認してみましょう。
- 左右のバランス➡︎左右どちらかだけ浮いていたり、強く当たりすぎていたりしないか、バランスをチェックしてみましょう。
これらのポイントを確認して調整することで、快適なかけ心地と最適な視界を得られます。
人の顔は左右対称ではないため、メガネをかけても左右の傾きや目とレンズの距離が違って感じることもあります。
鼻あて調整が必要なサイン
鼻あての調整が必要なサインとしては、以下のようなものがあります。
- メガネがズレ落ちる
- 鼻に跡がつく
- 鼻あてが痛い
- 鼻が赤くなる
- メガネが顔に当たって痛い
- 視界が不安定
- 頭痛や肩こりがする
これらの症状がある場合は、鼻あての調整が必要な可能性があります。
早めにメガネ店に相談して、調整してもらうようにしましょう。
鼻あてのズレを放置するとどうなる?
鼻あてのズレを放置すると、様々な不快な症状や健康問題を引き起こす可能性があります。
①目が疲れやすくなる
まず、メガネがズレることで視界が不安定になり、眼精疲労や頭痛の原因となる恐れがあります。
レンズの適切な位置から黒目がズレると、目に余計な負担がかかるのです。
視界が悪いと、目は常にピントを合わせようと緊張するため、疲れ目や頭痛を引き起こしやすくなるのです。
②集中力が乱れる
また、視界不良やメガネのズレを気にすることで、集中力が低下し、仕事や勉強の効率が落ちる可能性も……。
プレゼンテーション中にメガネがズレて気になってしまったり、試験中に集中力が途切れてしまったりと、重要な場面で悪影響を及ぼすことも考えられます。
メガネのズレを直す仕草は、自分だけでなく人の集中を乱してしまいます。
③ストレスがたまる
メガネがズレるたびにイライラし、ストレスをためてしまうこともあるでしょう。
ストレスは、心身の健康に悪影響を与えるだけでなく、自律神経の乱れや免疫力低下にもつながる可能性があります。
④鼻に跡がつく
鼻あてが鼻に強く当たっている状態が続くと、鼻に痛みや跡が残るだけでなく、鼻の骨が変形してしまう可能性も。特に、成長期のお子様の場合は注意が必要です。
⑤姿勢が悪くなる
メガネのズレによる不自然な見え方によって、だんだんと姿勢が悪くなり、頭痛や肩こりを引き起こす可能性も。
長時間のデスクワークやスマホの利用で、首や肩に負担がかかりやすくなっている現代人にとって、メガネのズレはさらなる負担を増やす要因となります。
⑥メガネが歪む
メガネがゆるんだ状態で使用し続けると、フレームやレンズに負担がかかり、破損しやすくなります。フレームが歪んだり、ネジが外れたりするだけでなく、レンズに傷がついたり、割れてしまうこともあります。
鼻あての交換タイミングは1~2年
鼻あては、消耗品です!
長年使用していると、変色したり、劣化したりすることがあります。鼻あてが変色したり、劣化したときは交換するタイミングです。
また、鼻あてが破損した場合も、交換する必要があります。鼻あての交換時期は、使用頻度や環境によって異なりますが、一般的には1〜2年を目安に交換するのがおすすめです。
鼻あての選び方
鼻あては、メガネの快適なかけ心地に大きく影響するパーツです
素材や形状、大きさなど、自分に合った鼻あてを選ぶことが大切です。
鼻あてには大きく分けて2つの種類があります。
クリングス型
フレームに接続したパーツ(クリングス)の先に鼻パッドがついたタイプです。
メタルフレームに多く見られます。
鼻パッドはネジで留められているものが主流ですが、ネジを使わないタイプもあります。
メリット
- 鼻の高さや幅に合わせて細かく調整できるため、多くの方にフィットしやすい
- 鼻パッドの種類が豊富なので、自分に合ったものを選びやすい
- 鼻パッドが劣化したり破損したりした場合、交換しやすい
デメリット
- 衝撃で変形しやすい
- ネジが緩むことがある
一体型
フレームと鼻パッドが一体になっているタイプです。
フレームの一部が盛り上がり、鼻パッドの役目を果たしています。
メリット
- 鼻パッドが外れる心配がない
- シンプルな見た目でスタイリッシュ
デメリット
- 微調整ができないため、鼻に合わない場合がある
- 鼻パッドの交換ができない
また、自分に合った鼻あてを選ぶには、以下の点を考慮しましょう。
- フレームの種類:メタルフレームの場合はクリングスタイプ、セルフレームの場合はフレーム一体型が一般的です。
- 鼻の形:鼻が高い、低い、幅が広いなど、自分の鼻の形に合った鼻あてを選びましょう。
- かけ心地:実際にメガネをかけてみて、鼻あてがフィットしているか、痛くないかなどを確認しましょう。
- メンテナンス:鼻パッドの交換や調整のしやすさも考慮しましょう。
鼻あてについてわからないことがあれば、メガネ店に相談することをおすすめします。
さいごに:メガネの調整は千里堂に相談しよう
わたしたち千里堂は、「メガネがいらなくなるためのメガネ」を提案する、ちょっと変わったメガネ店です。ミッションは「メガネっ子をゼロにする」こと。
メガネを売ることを目的にしているのではなく、近くを見るときの負担をやわらげて、快適な生活をサポートすることを使命としています。
今お使いになっているメガネに違和感がある際には、できるだけ早いうちに、まずはお近くのメガネ店に相談してください。購入したお店なら、ちょっとしたフレームの調整なら対応してくれるはずです。フィッティングを調整し直すだけで違和感を改善できる可能性があります。
そんななかで、もしも
「精度の高いフィッティングをしてほしい」
「メガネ選びをいちからやり直したい」
「いまの度数に納得いっていない」
「しっくりくるメガネに出会ったことがない」
という方がいらっしゃるなら、ぜひ一度、千里堂にお越しください。メガネに関する“モヤモヤ”を晴らしたいという方のお越しを心より歓迎しております。