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遠近両用メガネに慣れないのはなぜ?失敗する原因と「疲れ知らず」で使える解決策

遠近両用メガネに慣れないのはなぜ?失敗する原因と「疲れ知らず」で使える解決策

「遠近両用メガネを買ったけれど、どうしても慣れない…」

「視界が揺れて気持ち悪い」「足元が歪んで怖い」

もしあなたがそう感じて、遠近両用メガネを使うのが苦痛になった経験があるなら、それはあなたの目や体質の問題ではありません。

その不快感のほとんどは、「あなたの目の使い方や生活に合っていないメガネ」が原因です。

この記事では、「遠近両用メガネに慣れない」と感じる根本的な原因を解き明かし、近くを見る負担をやわらげる「ラクミエⓇ」の千里堂メガネ琴似店が徹底解説します。

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遠近両用メガネに慣れない!あなたが感じる不快感と違和感の正体

遠近両用メガネを初めてかけた人が感じる違和感には、いくつかの共通したパターンがあります。これらはすべて、レンズの特性と脳の処理が追いつかないことによって起こる現象です。

①視界が揺れる・歪んで見える「ユレ・歪み」

遠近両用レンズは、上部(遠くを見る度数)から下部(近くを見る度数)へ度数が段階的に変化しています。

この度数変化の移行部分(累進帯)の左右には、「不要な歪み」が生じます。特に初めて遠近両用をかけると、この歪みを脳が処理しきれず、歩行時に足元が揺れて見えたり、地面が湾曲して見えたりする違和感が発生します。

②階段の昇降や歩行時の「足元の不安」

遠近両用メガネは、「下」を見るときに「近くを見る度数」が目に入ります。

階段を下りる際や、足元の段差を見ようとしたときに、意図せず強い近用度数で見てしまうため、足元が近く見えすぎたり、歪んで見えたりして、バランスが取りづらく感じ、転倒への不安を感じやすくなります。

③読書やPC作業時の「視線と首の不自然な動き」

遠近両用メガネで手元を見るには、レンズの下方を使わなければなりません。

そのため、顎を上げて視線を下げたり首を固定して目だけを動かしたりといった、不自然な視線や姿勢を強いられます。この不自然な動作が、肩こりや首の緊張、そして疲れの原因となります。

遠近両用が慣れない原因はどこにある?メガネ?それとも使い方?

遠近両用メガネに慣れない原因は、主に「メガネの設計ミス」と「目の状態とのミスマッチ」の2つにあります。

①目の使い方や生活に合わないレンズ設計

遠近両用レンズは、メーカーや設計によって「歪みの少なさ」「遠近の視野の広さ」「度数が変わる場所」が大きく異なります。

しかし、多くのメガネが「標準的な使い方」を想定して設計されているため、あなたのPC作業の長さ、視線の動かし方、運転の頻度といった生活パターンに合っていないと、不慣れな違和感が生じやすくなります。

①目の使い方や生活に合わないレンズ設計

②目の酷使による「頑張りすぎ」が慣れを妨げる

遠近両用を検討する40代以降の多くは、日中のPCやスマホ作業で目のピント調節筋が疲労困憊しています。

この「疲れている目」に新しいレンズを合わせると、脳がレンズの特性をスムーズに受け入れることができず、慣れるまでの時間が異常に長引いてしまいます。

目の疲労度を考慮せず度数を決めることが、慣れを妨げる最大の要因です。

③初期の老眼症状に対する「過剰な矯正」

初めて遠近両用を選ぶ際に、遠近の度数差(加入度)を強くしすぎたり、そもそもまだ老眼の症状が軽いのにも関わらず、強い遠近両用レンズを選んでしまうと、必要以上の歪みが視界に入り、慣れるのが困難になります。これは、目の状態に合わせた適切な度数設定ができていないことに起因します。

遠近両用メガネが慣れてくるまでの期間は?

遠近両用メガネに慣れるまでの期間は、個人差が非常に大きいですが、一般的に以下のようになります。

①慣れやすさは「メガネの質」と「目の状態」で決まる

慣れるまでの期間は、レンズ設計の質(どれだけ歪みが少ないか)と、目の疲労度(脳が新しい情報を受け入れる余裕があるか)に大きく左右されます。

  • 一般的な期間: 1週間〜1ヶ月程度で慣れる人が多いとされています。
  • 慣れない場合: 1ヶ月以上経っても頭痛や吐き気が治まらない場合は、メガネの設計や度数が合っていない可能性が極めて高く、そのまま使い続けるべきではありません。

1ヶ月経っても慣れない場合は、自己流で我慢せず、すぐに購入店や専門の眼鏡士に相談してください。レンズの設計や累進帯の位置調整、度数の微調整などを行うことで、多くの場合、不快感を解消することができます。

【大前提】遠近両用メガネは状況に応じて使い分けよう

道具それ自体の問題ではなく、道具の使い方に気を付けるだけで、使い心地は変わります。

遠近両用メガネは「万能メガネ」と誤解されがちですが、これ一本で全てを賄おうとすると目が疲れる原因となります。多くの人が疲労を訴えるのは、レンズの構造上、近距離を見るための視野が非常に狭いからです。

遠近両用メガネは、車の運転や外出時など、遠くの視力確保が主目的の場合に適しています。「近くも見える」機能はあくまで補助的なものです。

目の負担を減らすには、「見たい距離に合わせてメガネを使い分ける」ことが重要です。デスクワークや読書など、近距離を長時間見る際には、遠近両用ではなく、中近や近距離用のメガネを別途使用することが推奨されます。メガネは道具であるため、シチュエーションに応じてかけ替えるのが正しい選び方です。

まとめ

遠近両用メガネに慣れないのは、あなたの目や体質が原因ではなく、「目の使い方や疲労度を考慮していないメガネ」が原因である可能性が高いです。

「慣れるまで我慢する」という考え方を捨て、距離にあわせてメガネを使い分けるというスタイルが、遠近両用で失敗しないための唯一の解決策です。

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