普段からメガネをかけている人の中には、1本のメガネを大事に使っているという人もいるでしょう。しかし、目のことを考えると、実はメガネは1本だけではなく複数本持っていたほうがいいのです。
数本あるメガネを使用シーンによって使い分けることで、メガネをかけることでかかる目の負担を軽減させられるからです。今回は、メガネを使い分けるメリットをご紹介します。
また、使い分けるシーンの具体例やコツなども解説しますので、メガネを使い分けようかと悩んでいる人は参考にしてくださいね。
目次
メガネを使い分けるメリット
複数本あるメガネを使い分けることには、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、メガネを使い分けることのメリットを解説します。
目の負担に合わせて使える
メガネを使うシーン別に度数の違うメガネをかければ、必要以上に目の周辺の筋肉を使わなくて済むようになります。その結果、眼精疲労や疲れ目などの目にかかる負担を大きく軽減できるようになるのが特徴です。
たとえば、車を運転する際は遠くのものも、近くのものもよく見えるメガネでなければなりません。そのため、視線の切り替えがスムーズな遠近両用メガネがおすすめだといわれています。
しかし、デスクワークをしている場合はどうでしょうか。デスクワークはパソコンや書類など、比較的手元にあるものなどの近くのものを見ることが多いです。この場合、遠近両用メガネの遠くのものがよく見える機能は必要ありません。どちらかというと、中近両用メガネのほうが適しています。
このようにシーン別で見るものに適したメガネを使い分けることによって、目にかかる負担が軽くなれば、必然的に目が疲れにくくなるため、常に健康な状態を維持することが可能です。
1本のメガネを使うより長持ちする
複数のメガネを使い分けることで、たった1本だけのメガネを使うよりも長く使い続けられるようになります。
なぜなら、複数のメガネを持っていることで、1本だけのメガネを使うことによる使用頻度の多さによる劣化を分散できるので、それぞれのメガネを長持ちさせることができるからです。
また、普段から複数本のメガネを使い分けておくことで、万が一壊れてしまった場合でも、慌てて買いに行く必要もなく、いざというときの予備としても使うことができます。
ファッションに合わせておしゃれができる
デザインが異なるメガネを複数本持っている場合は、普段のファッションに合わせてコーディネートを楽しむことができます。
たとえば、会社やセミナーなどのフォーマルな場面でかけるメガネと、お出かけやデートなどのプライベートな場面でかけるメガネなどといった具合に、使い分けてみるといいでしょう。
目にかかる負担や度数を考慮して選ぶことも大事ですが、洋服を選ぶときと同じようにTPOに合わせたデザインのメガネを使ってみるのもおすすめです。
メガネを使い分けるシーンの具体例
メガネを使い分けるメリットはわかりましたが、具体的にどのようなシーンで使い分けるといいのでしょうか。メガネを使い分けるシーンの具体例は以下のとおりです。
- 仕事や勉強をするとき
- 家事をするとき
- スマホやパソコンを使うとき
- 車の運転をするとき
- スポーツをするとき
- ライブやコンサートなどを見るとき
このように、メガネを使い分けることがおすすめなシーンにはさまざまなシチュエーションがあります。自分の仕事や趣味などを考慮した上で、メガネを使い分けるようにしましょう。
メガネを使い分けるコツ
複数本あるメガネを正しく使いこなすためには、メガネを使い分けるコツを知っておくことが大切です。ここでは、どんなコツがあるのかをご紹介します。
デスクワーク用は確実に揃えておこう
現代人は仕事はもちろんのこと、普段の生活でもパソコンやスマホを使うことが多いのでデスクワーク用のメガネを確実に揃えておくことが大切です。
たとえば、ブルーライトカット効果のあるメガネをかけて作業をすることで目の疲れを軽減し、眼精疲労を予防してくれます。
お出かけ用のメガネはファッション性を優先しよう
休日のお出かけやデートなどに行く際にかけるメガネは、ファッション性も優先するようにしましょう。
メガネはフレームの形ひとつでも顔の印象を大きく左右するアイテムです。たとえば、太めのフレームのメガネだと顔を小さく見せることができ、反対に細めのフレームのメガネだと優しい印象を与えられます。
顔の形に合ったメガネを選ぼう
顔の形によって似合うメガネが異なるため、自分の顔の形に合ったメガネを用意しておくのもおすすめです。
たとえば、丸顔さんの場合はスクエア型やウェリントン型のメガネを選ぶといいでしょう。このような形のメガネであれば、顔にシャープな印象を与えてくれます。
普段の服装に合うメガネを選ぼう
自分が普段着ている服に合わせたメガネを選んでみるのもいいでしょう。ジャケットを羽織ることが多い場合は、ファッション性の高いボストン型を選ぶのがおすすめ。フレームも太すぎないので、メガネだけが目立つようなこともありません。
カジュアルな服を着ることが多い場合は、細めのフレームのメガネを選ぶとこなれた印象を与えられますよ。
気分を変えたいならフレーム素材で使い分けてみよう
メガネを付け替えるたびに気分を変えたいなら、メガネのフレーム素材で使い分けてみるのも、おすすめです。
たとえば、メタルフレームの場合はもともとフレームが細く、装飾がほとんどないため、シャープですっきりした印象を与えられます。一方、プラスチックフレームはフレームが太くて存在感があるため、顔の印象を和らげたい人には不向きです。
メガネを使い分ける際の注意点
メガネを使い分ける際に、「とりあえず遠近両用メガネを選んでおけば大丈夫」だと思われがちです。
しかし、デスクワーク仕事が多かったり、あるいは日常的に近くのものを見ることが多かったりする人は、遠近両用メガネを使い続けると、目に負担がかかって視力低下につながる恐れがあります。
視力低下を避けるためにも、度が合わないメガネを使い続けることでどんなデメリットがあるのかを知っておくことが大切です。
度数が合わないメガネを使い続けるデメリット
自分の視力に合っていない度数のメガネを使い続けると、目に余計な負担がかかるため、視力が低下するリスクがあります。
そもそも度数の合っていないメガネをかけると、目は必要以上にピントを合わせることに注力するため、目の筋肉を酷使してしまうのです。目の筋肉が疲れることで、ピントを合わせる調整力が落ちてしまうため、疲れ目を引き起こす可能性も。
さらにひどい場合は、頭痛や吐き気、ドライアイなどの症状をもたらす可能性もあるので、メガネは自分の視力に合った度数に設定することが大切です。
千里堂メガネは視力低下を防ぐメガネ店です
●コンセプトは「メガネがいらなくなるメガネ」
メガネ専門店ですが、メガネを販売することをモットーにしていません。お客様の視力改善を第一に考え、メガネをかけなくても良くなるようなメガネ作りをしております。
●「近くの見え方」にこだわることで目の負担を可能な限り軽減
千里堂琴似店は日常生活で最も使う「近くの見え方」にこだわり、お客様の目の負担を可能な限り減らすメガネ作りをしております。デスクワークで目を酷使する方に大変喜ばれております。おかげさまで現在では、メガネをお使いいただいた社長様から「会社の福利厚生として社員専用メガネを導入したい」とお問い合わせがくることもあります。
●完全予約制で一人ひとりに合ったメガネを作っている
千里堂琴似店は完全予約制でお客様を一人ひとりご案内しております。メガネは人によっては毎日使うものです。決して安い買い物ではないのでプロのスタッフが寄り添いながら、お客様自身が納得できるものをお作り致します。
「まずは話を聞いてみたい」「予算はどれくらい用意すればいいの?」と思ったら、お気軽にお問い合わせください。電話でのお問い合わせ・予約フォームは以下のリンクとなります。
お問い合わせ網走などの道東にお住まいの方で、メガネをどう使い分けたらいいのかを悩んでいる場合は千里堂メガネ網走本店までご相談ください。
まとめ
メガネを使い分けることのメリットやコツは以下のとおりです。
- シーン別に使うことで目の健康を考慮できる
- 1本だけのメガネを使うよりも長い期間使うことができる
- ファッションに合わせてメガネを使えるようになる
- デスクワーク用は確実に揃えておこう
- お出かけ用のメガネはファッション性を優先しよう
- 顔の形に合ったメガネを選ぼう
- 普段の服装に合うメガネを選ぼう
- 気分を変えたいならフレーム素材で使い分けてみよう
これらをしっかりと理解した上で、メガネを上手に使い分けてみてくださいね。