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メガネのメタルフレームとは? プラスチックフレームと比べてどんなメリットがある? フレームの選び方の基本をメガネ専門店が解説

メガネのメタルフレームとは? プラスチックフレームと比べてどんなメリットがある? フレームの選び方の基本をメガネ専門店が解説
引用画像:STEADY公式サイト

メガネの種類を大別すると、「プラスチックフレーム」(セルロイドとアセテート)と「メタルフレーム」の2タイプに分かれます。

単純に見た目が違うというだけではなく、使いやすさや掛け心地といった機能的な違いがありますので、普段からメガネをかけ慣れている方も、あらためてプラスチックフレームとメタルフレームの特徴について整理してみてください。今後のメガネ選びの視点も変わってくるかもしれません。

前回はプラスチックフレームについて解説しましたので、今回は、耐久性・加工性に優れたメタルフレームについてみていきましょう。ちょっと前まではプラスチックフレームが若い人を中心に人気を集めていましたが、近年では丸メガネなどクラシックタイプのメガネの人気が再熱し、その流れで再びメタルフレームが脚光を浴びています。

これまであまり馴染みのなかった方も、メタルフレームの良さや魅力を知って、おしゃれのワンランク上を目指してみてください。

メガネのメタルフレームとは

メガネのメタルフレームとは
引用画像:TAYLOR WITH RESPECT公式サイト

近年のメガネファッションに詳しい方は、SNS・雑誌・TVなどで頻繁に「メタルフレーム」という言葉を見聞きしているかと思います。そのため、メタルフレームに“古臭いイメージをあまり持っていないかもしれません。

しかし実は、メタルフレームの歴史はとても古いんです。少なくとも、メタルフレームが主流で人気だった1970年代までは老若男女問わず、メタルフレームのメガネがごく一般的だったといわれています。

メタルフレームとは、文字通り、金属製のフレームのことを意味します。金属と一言でいっても、種類はさまざまです。1980年代にメガネの聖地・鯖江で開発された「チタンフレーム」をはじめ、ニッケル合金やプラチナなど、現代のメタルフレームは材質や価格の面で多様化を極めています。

ところが1990年代には、すでに安価でデザイン性の高いプラスチックフレームが市場を席巻し、メタルフレームは主流の一線から退いた印象を受けます。その当時から「メタルフレームは中年以降の世代が選ぶメガネ」というイメージを持つ人も増えたかもしれませんね。

1990~2000年代の中ごろまでは、とくに若者の間でプラスチックフレームが主流でした。しかし最近では、クラシックブームが到来し、メタルフレームは、古くて新しい最先端のファッションとして再評価されてきているようです。

メタルフレームのメリット

メタルフレームのメリット

知的で上品にみえる

メガネは顔の印象を変える重要なアイテム。手軽にイメチェンできるのがメガネの魅力だといえます。長年にわたって作家やアーティストに愛されてきたように、メタルフレームのメガネは相手に知的で上品な印象を与えることができます。

そのため、メタルフレームをうまく取り入れることで、ファッションの幅を広げることも可能です。たとえば派手目のファッションであえてメタルフレームを着用することで、バランスを調整したり、アクセントを添えたりもできますね。

シャープでスッキリした印象を与える

「顔のホリが深い」「目鼻がクッキリしている」といった、いわゆる“濃い顔立ち”をしている方には、メタルフレームがかなりおすすめです。もともとメタルフレームは、鼻が高く、ホリが深い外国人によく似合うといわれています。メタルフレームは、全体的にフレームが細く、無駄な装飾がほとんどないため、シャープでスッキリした印象を与えることができます。

フレームが太くて存在感のあるプラスチックフレームタイプは、顔をさらに強調してしまうため、“濃い顔立ち”の方は、メガネ選びに苦労することも多いのではないでしょうか。コンタクトレンズもいいですが、ファッションアイテムとして、ぜひメタルフレームタイプのメガネを一本持ってみてもいいかもしれませんね。

メガネをかけることで「メガネコーデ」を考える楽しみが増えます。これもまた、メガネの魅力の一つなのではないでしょうか。

佐々木さん
佐々木さん

加工しやすい

メタルフレームは、プラスチックフレームよりも加工性に優れているという特徴があります。加工がしやすいということは、細かい調整(フィッティング)がしやすいということです。つまり、よりあなたの顔に合ったメガネに仕上げることができるわけですね。

一方でプラスチックフレームは、残念ながら加工性が低いため、フィッティングが難しいという難点があります。お気に入りの一本を見つけたのに、「顔の形に合わない」という理由で、選び直さなければならなくなる……ということも決して珍しくはありません。

もちろん当店は、たとえプラスチックフレームであっても、プロとして最高のフィッティングを行います。しかしそれでも、「このメガネがメタルフレームならもう少しいい具合に調整できたのに」と思うことはあります。

意外に軽い

「メガネの重さが気になる」「“メガネをかけている”という感覚が苦手」という方もいらっしゃると思います。デスクワークをしていると、メガネの違和感はかなりネックになりますよね。そんな方にも、メタルフレームはおすすめです。

「金属製」と聞くと重いイメージを抱くかもしれませんが、実はプラスチックフレームよりも軽いんです。というのも、必要パーツが多いプラスチックフレームに対して、メタルフレームはそもそもフレームが細く、最低限のパーツのみで構成可能だからです。メタルフレームをかけたことのない方は、ぜひ一度、メガネ店でかけてみてください。想像していたよりも軽くて新鮮な驚きがあるかもしれません。

メタルフレームのデメリット・注意点

メタルフレームのデメリット・注意点

比較的高価になりがち

メタルフレームはプラスチックフレームよりも値段が高くなります。単純に金属素材が高価であることに加えて、実はプラスチックフレームよりも製作工程が多いため、その分だけ加工費がかかってしまうのです。ですから、学生や社会人になりたての方は、そう何本も気軽にメタルフレームを持つことが難しいかもしれません。

とはいえ、メタルフレームならではの存在感はとても魅力的です。安価なプラスチックフレームの他に、お気に入りの1本としてメタルフレームの購入を検討してみてもいいでしょう。

デザインの自由度はあまりない

プラスチックフレームはデザインの幅が広いですが、メタルフレームは、素材の性質上、自由を利かせられません。確かにデザインの制限はデメリットのように思えますが、メタルフレームのシンプルで洗練されたシルエットは、プラスチックフレームにはない美しさがあります。デザインの自由度が限られているからこそ、選びがいがある。それがメタルフレームの魅力ですね。

金属アレルギーの人は要注意

肌が弱い方は、メタルフレームによる金属アレルギーに用心しましょう。分泌される皮脂や汗が金属フレームと接触することで化学反応が起こり、肌が荒れてしまう可能性があります。フィッティング調整で肌とフレームが触れ合う面積を少なくすることもできますので、「金属アレルギーが心配だが、メタルフレームをかけてみたい」という方は、まずは一度、札幌千里堂メガネ琴似店にご相談ください。

さいごに

「まずは話を聞いてみたい」「予算はどれくらい用意すればいいの?」と思ったら、お気軽にお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ・予約フォームは以下のリンクとなります。

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ご来店時には30分〜2時間の問診がありますので、お時間に余裕を持ってお越しいただきますようご協力をお願い致します。

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千里堂メガネ網走本店公式サイト

メタルフレームは、大人びた雰囲気を目指す女の子にもおすすめのフレームです。中学校でメガネデビュしたい子は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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