メガネのフレームには、フレームの形から素材まで、さまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるのが特徴です。
今回は札幌市西区にある千里堂メガネ琴似店が、一般的なメガネフレーム8種類の特徴やメリット、デメリットを徹底的に解説します。メガネ選びで迷われている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
スクエア型フレーム
スクエア型とは、四角いタイプのフレームのことです。レンズの幅が横に広いので、しっかりとした視野を確保できます。
メリット
- 知的な印象を与えるため、ビジネスシーン使用に向いている
- 輪郭を引き締めてシャープな顔になる
デメリット
- 堅苦しい印象を与える
- 顔の角張った印象が強調されるので四角顔さんには似合わない
似合う顔の形
- 【面長顔】顔の長さをカバーしてくれる
- 【丸顔】顔の丸みをカバーすることができ、輪郭をシャープに見せてくれる
オーバル型フレーム
オーバル型とは、卵の形をしたような楕円形のフレームのことです。人気の定番フレームで、豊富なデザインがあります。
メリット
- やわらかい印象を与える
- 落ち着いた雰囲気を演出できる
デメリット
- 顔の丸さを強調するため、丸顔の人には似合わない
- ストリート系やヘビメタ系のファッションとの相性が悪い
似合う顔の形
- 【四角顔】顔の形とは真逆のフレームなので、やわらかい印象を与える
- 【逆三角顔】あごの細さを引き立ててくれる
ウェリントン型フレーム
ウェリントン型とは、やや丸みを帯びた台形が逆になったような形をしたフレームのことです。
メリット
- クラシックで知的な印象を与える
- 年齢や性別を問わず、幅広く使えるデザイン
デメリット
- 顔が小さい人がつけるとメガネが悪目立ちする
- 鼻の幅が狭いと固定しにくい
似合う顔の形
- 【四角顔】角が丸めのものを選べば、堅い印象が和らぐ
- 【面長顔】縦幅の長さで顔が小さく見える
ボストン型フレーム
ボストン型とは、縦幅が広く、フレームの下部分の幅が少し細くなっている形をしたフレームのことです。
メリット
- 角がないので顔の印象を優しく見せることができる
- カジュアルシーンでもビジネスシーンでも使えるデザイン
デメリット
- テンプルが細いものが多いため、素材によっては壊れやすい
- メガネのリムが太いものだと、古臭い印象を与える
似合う顔の形
- 【逆三角顔】輪郭を強調しずぎず、優しい印象を与える
- 【四角顔】曲線のあるフレームなので、直線的な輪郭をカバーできる
ティアドロップ型フレーム
ティアドロップ型とは、名前のとおり涙のしずくのような形をしたフレームのことです。
メリット
- レンズが大きめなので、顔の長さをカバーできる
- ワイルドな印象を与える
デメリット
- 大きすぎるフレームだとメガネが不自然に浮いてしまうことがある
- 縦幅が長いものだと間抜けに見えてしまうことがある
似合う顔の形
- 【面長顔】顔の長さをカバーできる
- 【丸顔】大きめのものを選ぶと小顔効果が期待できる
ブロー型フレーム
ブロー型とは、レンズを囲むフレームの上部分がボリュームのあるデザインになったフレームのことです。
メリット
- 凛々しい印象を与える
- おしゃれな雰囲気を演出できる
デメリット
- ダサいと言われることがある
- 顔が濃い人には似合わない
似合う顔の形
- 【面長顔】縦に長い顔の形をカバーしてくれる
- 【丸顔】クールな雰囲気を演出できる
ラウンド型フレーム
ラウンド型とは、レンズがほぼ丸に近い形をしているフレームのことです。
メリット
- 優しく柔らかな印象を与える
- 個性的な雰囲気を演出できる
デメリット
- レンズが大きいとコミカルな印象を与えることがある
- 丸顔の人がかけると顔の丸さを際立たせてしまうことがある
似合う顔の形
- 【逆三角顔】フェイスラインをきれいに見せることができる
- 【面長顔】顔の長さをカバーできる
フォックス型フレーム
フォックス型とは、キツネの目のように吊り上がった形をしているフレームのことです。目尻側に向かって、リムが太くなっています。
メリット
- キリッとした印象を与える
- スタイリッシュで知的な印象になる
デメリット
- 顔がキツく見えてしまうことがある
- 怖いイメージを与えてしまうこともある
似合う顔の形
- 【丸顔】シャープな印象を与える
- 【面長顔】面長の顔の長さをカバーしてくれる
メガネフレームの素材別の種類
メガネフレームは大きく分けて、メタル系とプラスチック系に分類されます。ここでは、メガネフレームの素材の特徴やメリット、デメリットなどを確認しておきましょう。
メタル系:チタン
メタル系のチタンは、強度が高くて軽いという特徴があります。メリットは長時間かけていても疲れにくく、耐久性がとても高いことです。一方、加工がしにくい素材であるため、価格が少し高めというデメリットがあります。
メタル系:ステンレス
メタル系のステンレスは、耐食性が高くて、錆びにくいのが特徴。チタンほどではないものの、比較的軽めなのがメリットです。一方で、塗装が剥がれやすかったり、質感が安っぽく見えてしまったりするデメリットがあります。
メタル系:アルミ
メタル系のアルミは、金属を使ったメガネの中でも加工がしやすいのが特徴です。厚みのあるデザインでも、軽量に仕上げられるというメリットがあります。熱伝導がいい素材なので、暑さに弱いのがデメリットです。
プラスチック系:セルロイド
プラスチック系のセルロイドは、植物性プラスチックで燃えやすく硬いのが特徴。独特の色合いやツヤ感を楽しめるというメリットがある一方で、加工をするのに高い技術力が必要となるため、価格が高めなのがデメリットです。
プラスチック系:アセテート
プラスチック系のアセテートは、天然セルロースを原料にしており、燃えやすくて加工しやすいのが特徴。壊れにくく、頑丈なのがメリットです。一方、デメリットは吸水性がある素材なので、汗や皮脂で劣化するなどがあります。
プラスチック系:樹脂
プラスチック系の樹脂は、軽くて弾力性に優れているのが特徴です。腐食しにくいというメリットがある一方で、質感が安っぽいというデメリットがあります。
自分に合うメガネフレームの選び方は?
前述したとおり、メガネにはさまざまな形・素材があります。メガネのフレームの形や素材の種類がわかったところで、自分に合うメガネフレームの選び方を確認しておきましょう。
顔の形に合うフレームを選ぶ
メガネを選ぶ際は、自分の顔の形とは違うタイプのフレームを選ぶことをおすすめします。なぜなら、顔の形と同じだったり、似たような形をしていたりするメガネを選ぶと、顔のラインが強調されてしまい、不自然な印象を与えてしまうからです。
フレーム別でご紹介したそれぞれの似合う顔の形を参考にして、自分に合うメガネを選んでみてくださいね。
顔の幅に合わせて選ぶ
メガネを選ぶときには、顔の幅と合わせて選ぶことも大切です。たとえば、顔幅より広いメガネフレームをかけた場合、バランスが崩れ、目が寄って見えることがあります。
顔の幅と同じだったり、少し幅の狭いものにしたりすることで、顔全体のバランスが整って見えるようになるため、すっきりとした印象を与えられるでしょう。
自分に合うメガネがわからないならメガネの専門家に相談を
自分に合うメガネがわからない場合は、メガネの専門家が在籍するメガネ店に相談することをおすすめします。多くのメガネ店には、メガネに関する知識を豊富に持つスタッフが在籍しているからです。
千里堂ではお客様のお顔に合わせて細かな調整を行います
札幌市西区にある千里堂メガネ琴似店では、お客様のお顔に合わせて細かな調整をしてメガネのフィッティングを行っています。メガネを正しいかけ方でかければ、どんな顔の形をしていても似合うメガネになるからです。
また、千里堂ではフィッティングのご相談だけでなく、徹底したヒアリングのもと「近くの見え方」にこだわったオーダーメガネを作ることができます。興味のある方は、LINEやお電話などでお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせまとめ
メガネには、以下のようにさまざまな形と素材のフレームがあります。
- スクエア型
- オーバル型
- ウェリントン型
- ボストン型
- ティアドロップ型
- ブロー型
- ラウンド型
- フォックス型
- メタル系:チタン
- メタル系:ステンレス
- メタル系:アルミ
- プラスチック系:セルロイド
- プラスチック系:アセテート
- プラスチック系:樹脂
形や素材の特徴やメリット、デメリットをきちんと理解することで、自分に合うメガネを見つけ出せます。しかし、いざメガネを選ぶとなると本当に似合っているのかと不安になる方もいるはずです。そんなときは、ぜひ千里堂メガネ琴似店までご連絡ください。千里堂がお客様に合うメガネを選ぶ際のお手伝いをさせていただきます。
網走などの道東にお住まいの方で、メガネフレームの選び方などに悩んでいる場合は千里堂メガネ網走本店までご相談ください。