VISONARY LIFE

なぜ視力が落ちない?目がいい人の特徴・視力を守る方法とは?

「社会人になって視力がガクッと落ちた……」
「大人になってもずっと裸眼視力がいい人がいるけど、自分と何が違うのか?」
「視力を守る方法はあるの?」

このような悩みや疑問をお持ちではありませんか。

結論をいうと、一人ひとりの目の使い方のクセ目の筋肉のつき方ライフスタイルなどが複雑に絡み合って、「視力が落ちない人」「視力が落ちやすい人」という違いが生まれてしまうのです。

他にも加齢、生活習慣、病気。視力が低下する原因はたくさんあります。

佐々木さん
佐々木さん

しかし「視力が落ちない体質でラッキー!」と安心していいわけでもありません。確実に目は疲れていますし、それが転じて頭痛・肩こり・集中力の低下といった諸問題をもたらします。

視力が下がってしまった人も、視力が下がりにくい体質の人も、共通して「対策」するべきなのは、近くを見る距離です。

人間の目は、近くを見るときにもっとも疲れやすい構造をしているので、距離に適したメガネを装着すると、目の負担をやわらげることができます。

そこでこの記事では、目の負担をやわらげるオーダーメイドメガネ「ラクミエ®」を提供する千里堂が、視力が落ちる原因・視力を維持する人たちの共通点・視力を守るための方法について解説します。

そして何より、現代人の目に多大な負担をかけている従来のメガネ選びの危険性について強調します。

Check

「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」

千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。

ヒアリングには90~120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。

札幌 琴似店 東京店 網走本店 斜里店

視力低下の主な原因

そもそも「視力低下」はなぜ起こるのでしょうか。

単純に生活習慣や努力ではどうすることもできない要因もありますので、まずはその部分もふくめて整理してみましょう。

①加齢による視力低下

老眼加齢に伴い、水晶体の弾力性が失われ、近くのものにピントを合わせるのが困難になる状態です。30代後半から症状が現れ始め、40代以降に進行します。
白内障水晶体が濁り、視界がぼやける病気です。加齢とともに発症リスクが高まります。
加齢黄斑変性網膜の中心部である黄斑が変性し、視力が低下する病気です。高齢者に多く見られます。

②病気による視力低下

緑内障視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。初期には自覚症状が少ないため、注意が必要です。
糖尿病網膜症糖尿病の合併症で、網膜の血管が損傷し、視力低下や失明を引き起こすことがあります。
網膜剥離網膜が剥がれ、視野が欠けたり、視力が低下したりする病気です。緊急の治療が必要です。
角膜の病気角膜炎や角膜感染症なども視力低下の原因となります。
ぶどう膜炎目の内部のぶどう膜に炎症が起こる病気で、視力低下や目の痛みを引き起こすことがあります。
(参考:日本眼科学会

③目の使いすぎによる視力低下

疲れ目・眼精疲労長時間のスマホやパソコンの使用、読書などで目に負担がかかり、視力低下や目の痛み、かすみなどの症状が現れます。重症化すると、肩こりや頭痛、吐き気などを伴うことがあります。ドライアイも疲れ目の要因になります。

目の使い方、すなわちものを見る距離に気を付ければ、ある程度は対策が可能です。今回の記事では、主にこの部分にフォーカスして論じることにします。

なぜ大人になっても視力を保てる?視力が落ちない人の特徴

大人になっても裸眼で1.5の人もいれば、社会人になって一気に視力が悪くなる人もいます。
その差は一体なんなのでしょうか?

佐々木さん
佐々木さん

身も蓋もない話ですが、視力の変化に個人差があるのは事実です。遺伝的な要因もありますし、目の筋肉のつき方なども関係しています。

とはいえ、ものを見る姿勢や、目をいたわる習慣を心がけることで、視力を維持する人もいます。

以下では、視力が落ちない人には、どんな共通点・特徴があるのかを、みていきましょう。できるだけ再現性のある部分をピックアップしたいと思います。

①正しい姿勢を保っている

デスクワークや読書、スマートフォンなどの使用時に、画面との適切な距離を保ち、背筋を伸ばした正しい姿勢を心がけています。これにより、目に余計な負担がかかるのを防ぎます。

②画面の見過ぎを避けている

スマートフォン、パソコン、テレビなどの画面を長時間連続して見続けることを避け、適度に休憩を挟んでいます。休憩時には目を休ませるだけでなく、遠くの景色を見るなどして目のピント調節機能をリラックスさせています。

③適切な照明下で作業・読書をしている

暗すぎる場所や明るすぎる場所での作業や読書は、目に負担をかけます。目に優しい適切な明るさの照明の下で行うようにしています。

④寝る前のスマホ操作を控えている

寝る前に強い光を浴びると、睡眠の質が低下するだけでなく、目の疲労回復を妨げる可能性があります。就寝前のスマホやパソコンの使用を控えるようにしています。

⑤バランスの取れた食事を心がけている

ビタミンA、C、E、ルテイン、ゼアキサンチンなど、目の健康に良いとされる栄養素を積極的に摂取しています。緑黄色野菜、魚介類、果物などをバランス良く食べるように心がけています。

⑥十分な睡眠をとっている

睡眠不足は目の疲れの原因になります。質の高い睡眠をしっかりとることで、目の疲労回復を促しています。

⑦適度な運動をしている

全身の血行を促進することは、目の健康維持にも繋がります。適度な運動を習慣にしている人も多いと考えられます。

現代人は視力低下しやすい?「近視パンデミック」とライフスタイルの深い関係

①世界中で視力低下が増えている!

WHO(世界保険機関)の報告によると、いま世界中の子どもたちの多くが、近視になっているといいます。これを「近視パンデミック」と表現しました。

佐々木さん
佐々木さん

消費者庁の調査によれば、裸眼視力が 1.0 未満の子どもの割合は、15歳でなんと約6割に達するといわれています。

近視の人口が増加しているのは、子どもにかぎったことではありません。
御多分にもれず、大人もまた、裸眼視力が著しく低下しています。

なぜこんなことになってしまったのでしょうか。

②人間の目は近くを見るときに最も疲れやすい

そもそもの話ですが、普通に生活していて、視力が落ちてしまうのは、実は、わたしたちの「ものを見る距離」が関係しています。

人間の目は、近くを見るときに最も疲れやすい(負担がかかる)仕組みをしています。
近くの距離(2.5メートル以内)にピントを合わせるために、目の筋肉がぎゅっと収縮します。ぎゅっと筋肉がふんばるわけですね。

近くを見続けていると、当然、目はずっと頑張り続けます。それが疲れとなって、血流が悪くなり、目の筋肉が硬くなり、ピント調整が利かなくなってしまうわけです。これがいわゆる視力低下の要因となります。

③現代人は近くの距離を見続けるライフスタイル

以上のことをふまえて、わたしたちのライフスタイルを振り返ってみると、

勉強、読書、テレビ、パソコン、スマホ、ゲーム、書類仕事。

一日の大半を、近くの距離(2.5メートル以内)で過ごしていることに気が付きます。

近視パンデミックが世界中で起こっている理由のひとつには、やはり現代人(子どもを含めて)のライフスタイルと深く関わっているといえるでしょう。

視力を維持できなくなる?「従来のメガネ」の落とし穴

メガネをかけると視力低下は止まるのでしょうか?注意が必要なのは、メガネの選び方を間違えると、かえって目の負担が増大し、さらに視力低下の負のスパイラルに陥ってしまうことです。

①「視力1.0=よく見える」は現代人の目にオーバースペック

一般的なメガネ店では、「遠くがハッキリ見えること」(視力1.0基準)を「よく見えるメガネ」の絶対的な基準として作製します。

ところが、近くを見る生活が中心の現代人にとって、この「遠くの視力検査表がよく見える」ほどの強い度数は、日常ではほとんど役に立たない「オーバースペック」です。

この「見えすぎるメガネ」(視力1.0前提)を使い続けることこそが、視力がいい人との決定的な差を生み、様々な悪影響を引き起こします。

②「見えすぎるメガネ」がもたらす4つの深刻な悪影響

度が強すぎるメガネを使い続けることで、以下のような悪循環に陥ります。

A. 目の疲労が常態化し、筋肉が凝り固まる

  • 遠くが良く見えるレンズで近くを見続けると、ピント調節筋に絶えず過度な緊張が強いられます。これにより、目の筋肉が凝り固まり、血流が悪化。目の疲れが常態化します。

B. 視力低下の負のスパイラル

  • 目の疲れが続くことで視力が低下しやすくなります。そして、【視力が低下 → さらに度の強いレンズ → さらに目の負担 → さらに視力低下】という、視力を悪化させる負のスパイラルに陥り、抜け出せなくなります。長期的な過負担は、眼球の形に影響を及ぼすリスクもあります。

C. 全身の不調(自律神経の乱れ)の引き金に

  • 目の使いすぎは、リラックスと活動を司る目の自律神経を乱します。その影響は全身に波及し、首こり、頭痛、肩こりといった全身の痛みや、イライラ、集中力低下などの精神的な不調を引き起こします。

D. 若年性老眼(スマホ老眼)のリスク増大

  • 常にピント調整機能に無理を強いるメガネをかけ続けることで、その機能が著しく低下し、20~30代といった若いうちから「スマホ老眼」になってしまうリスクが高まります。

ブルーライトカットメガネは意味がない?

一昔前に広く普及したブルーライトカットメガネですが、最近の研究(メルボルン大学など)では、短期間の使用では目の負担軽減や睡眠の質改善に大きな効果を与えない可能性があることが指摘されています。

本当に大切なのは、デジタル機器が発するブルーライトを遮断すること以上に、近くの距離を見るときの目の筋肉の負担を、いかにやわらげるか、ということです。

▶【参考記事】ブルーライトカットは意味がない?本当に役立つパソコン用メガネとは何なのか?メガネのプロがお応えします。(千里堂網走本店)

視力が落ちやすい人はどうすればいいの?

これまで論じてきたように、年齢をかさねてもずっと視力がいい人もいれば、あるときを境にガクッと視力が落ちてしまう方もいます。

こうした現象は個体差なので、コントロールできないので、致し方ありません。

しかし、視力が落ちやすいのなら、事前に対策を行うことで、視力を維持することもできます。

視力が落ちやすい人は、次の対策を心がけてください。

①メガネをかけなくてもいい状況ならメガネを外して過ごす

メガネを四六時中かけるのは、あまりおすすめできません。

たいていのメガネは、「遠くがよく見える」前提でつくられています。

遠くがよく見えるメガネで、近くのものを見ると、目の負担が増大します。

すると、目がヘトヘトに疲れてしまって、目の筋肉が凝り固まり、結果的に視力が落ちてしまうのです。

②コンタクトレンズで近くのものを見続けないようにする

コンタクトレンズは、多くの場合、遠くの距離がはっきり見えるように度数が調整されています。そのため、コンタクトレンズを装用したまま、長時間近くの距離を見続けると、目に大きな負担をかけてしまいます。

パソコン作業や読書、スマートフォンの使用など、近くにピントを合わせ続けることで、目の筋肉が過度に緊張し、眼精疲労や視力低下の原因となる可能性があります。メガネと同様に、コンタクトレンズも適切な使用を心がけることが大切です。

近くを見る作業が多い場合は、必要に応じて度数の異なるメガネを併用したり、定期的に休憩を挟んだりするなど、目の負担を軽減するための対策を取りましょう。

③度が合わないと思ったらすぐにレンズを変える

合わないメガネを使い続けると、疲れ目だけでなく、頭痛、めまい、吐き気、肩こり、集中力散漫など、心身に悪影響を及ぼし、生活の質を低下させます。視力は変化するため、適切な度数への調整が不可欠です。

度数が合わなくなる原因は、加齢によるピント調整機能の衰えや目を酷使すること、さらには遠近両用メガネで近くを見すぎることやシーンに応じたメガネの使い分け不足が挙げられます。メガネは医療機器であり、安易な選択は避けるべきです。

③近くの負担をやわらげる「ラクミエ®」を装着する

千里堂は、「この世からメガネをなくす」ことをミッションに掲げる、ちょっと変わったメガネ屋です。

千里堂がお客様に提供しているのは、「自分の目を守るための考え方」と、「目の負担をやわらげて快適にものを見るためのメガネ」です。

「目の負担をやわらげて快適にものを見るためのメガネ」は、お客様一人ひとりにたっぷりと時間をかけて、

  • 職業
  • ライフスタイル
  • 目の使い方のくせ

などを調べつくし、その情報をフィードバックしたオリジナルのオーダーメイドレンズを作製します。

「あなたは、どの距離が良く見えるようになりたいですか?」

千里堂のメガネづくりは、まずその話からスタートします。しかも徹底的に、その人のライフスタイルにフォーカスして、どの距離で目を使うことが多いのかを分析します。

ヒアリングには90~120分かけています。常識外れかもしれませんが、それくらい時間と手間をかけなければ、その人に合うメガネはつくれないと信じています。

Check

「メガネを使い分ける」
という古くて新しい常識。

現代人はPCやスマホなど、近くを見ることがほとんど。しかし現代のメガネは遠くが良く見える前提でつくられています。距離に応じて使い分けてこそ、メガネの真価が発揮されます。

千里堂は、徹底したヒアリングと緻密な視力測定で、あなたに合う一生モノのメガネをご提案します。まずは一度、無料の視力測定をお試しください。体験すれば、メガネ選びの常識が変わります。

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