「運転用メガネって必要なの?」「1本で十分ではないの?」「メガネを使い分けるメリットは?」
結論をいいますと、そもそも「メガネはシーンによって使い分けるべき道具」ですから、最低でも2本(運転用メガネ・デスクワーク用メガネなど)を持っておくのがベストです。
この記事では、あらためて運転用メガネを持つ基本的なメリットをお伝えするとともに、なぜこのような結論に至るのかについて、プロの観点からしっかり解説いたします。
この記事を読めば、メガネ1本だけで済まそうとすると、かえって目の負担が増えて、さらに視力が低下したり、メガネなしでは生活できなくなったりしてしまうリスクに気づけるはずです。
目次
運転用メガネを使い分けるメリット3つ
①視界がくっきりして運転がしやすくなる
基本的に運転用メガネは「中距離以上の視界がクリアに見えること」が前提となるため、道路状況・遠くの信号・道路標識がはっきり視認できるようになり、運転がより快適になり、安全性が高まります。
度付きサングラスもつくることができますので、長距離を運転することの多い方は、普段メガネをかけていない方も含めて、検討する価値はあるでしょう。
②気分を変えてリフレッシュできる
メガネは目をサポートする道具ですが、ファッションアイテムとしての楽しみもあります。普段メガネをかけない方からすると、「運転するときだけメガネをかける」というのは、非日常感にも似た楽しさを感じることができるのではないでしょうか。
また、「運転用メガネをかける」という行為は、運転への意識を高めることができ、気持ちを切り替えて集中できるようになる――という心理的な効果も期待できます。
③完全プライベート用としてデザインにこだわれる
デスクワーク用メガネや、ビジネス用メガネをお持ちの方は、印象を気にして落ち着いたデザインにしているかもしれません。
しかし運転用メガネは、使用シーンが限定的ですし、人目を気にしなくて済みますから、デザインの自由度がぐんと広がります。「もっと遊んだデザインがいいなあ」と思う方は、これを機に、運転用メガネを検討してみてはいかがでしょうか。
運転用メガネを使い分けたほうがいい人の特徴
まずは結論を簡潔にいうと、次のどれかに一つでも当てはまる人は、運転用メガネを所有することをおすすめします。
- 普段からメガネを使っている
- メガネは1本しか持っていない
- メガネをかけてデスクワークしている
- 普段はコンタクトレンズを使っている
- 普段は裸眼だがデスクワークが多い
- 普段はコンタクトレンズを使っている
上記のなかには「運転用メガネを使い分けることと関係がないのでは?」と疑問に抱く点もあるかもしれませんが、気になる詳細は以下で説明していきます。
運転用メガネを使い分けたほうがいい理由3つ
①そもそもメガネは「見る距離に合わせて使い分ける」が基本
ご存じでしたか? メガネは万能ではなく、見る距離に応じて使い分けないと、目に負担をかけてしまうのです。
たとえば遠近両用メガネはあらゆる距離に対応できるオールマイティタイプな印象を受けますが、実は万能ではありません。
遠近両用メガネは、遠くが見やすく、近くが見えにくいという性質があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
②デスクワーク用は「近くが見やすいメガネ」が理想
メガネ選びでは、大まかに言って「近くを見るか」「遠くを見るか」に大別されますが、デスクワーク用は、当然ですが「近くが見やすいメガネ」が理想です。
では「近くが見やすいメガネ」とは? 端的にいうと、近くを見るときに目の負担が少ないメガネのことです。
人間の目は近くを見るときにピントをぎゅっとしぼるため、最も目の負担が増えてしまうのです。ピント調節の負担を減らす度数を選ぶことが、デスクワーク用メガネのポイントです。
反対に、遠近両用メガネなどの「遠くが良く見えるメガネ」をデスクワークで使うと、以下のような不調が起こりえます。
「遠くが良く見えるメガネ」でデスクワークすると起こる様々なデメリット
- 慢性的な頭痛や肩こりになる
- さらに度が強くなり目の負担が増大する
- 集中力が散漫になる
- 気持ち悪くなる
- 最終的に若年性老眼になる
③運転用は「遠くが良く見えるメガネ」が理想
以上のことから、運転時は遠くの視界がはっきり見えることが理想であることがわかります。
プロとしての見解を述べるとすれば、どんな人でも、最低でも2本のメガネを使い分ける(遠くを見るメガネ、近くを見るメガネ)必要があります。
もし「遠近両用メガネはすでに持っているよ」というのであれば、ケースバイケースですが、実質的にあなたは運転用メガネを所有しているといえます。
つまり、運転用メガネを1本持つことが本質なのではなく、「デスクワーク用のメガネをちゃんと別に用意しているか」が大事なのです。
「近くを見ることに適したメガネを持っていない」……実はそれが隠れた問題なのです。
現代のメガネは「遠くが良く見えるメガネ」が前提になっている
テレビ、ゲーム、パソコン、タブレット、スマホ。現代人は、圧倒的に「近くを見る」ことに特化したライフスタイルを送っています。
にもかかわらず、現代のメガネのほとんどは、「遠くが良く見える=良く見えるメガネ」という暗黙の前提でつくられています。
近くの距離(2.5m以内)を見ることが多いにも関わらず、遠くが良く見えるメガネで生活を送るとどうなるか? 必然的に、目の負担が増大します。
ただでさえ、わたしたちの目は近くにピントを合わせるために筋肉を収縮させて“力んだ”状態になってしまうのですから、メガネによってさらに負担が増すのは、想像に難くありません。
もしあなたが、運転用メガネを1本欲しいとお考えなら、まずは近くの見え方をラクにするメガネを検討することからおすすめします。それが結果的に、裸眼の視力を守ることにつながります。
千里堂は「近くを見るときの負担をやわらげるメガネ」づくりが得意です
いま世界中で子どもたちの「近視」が進行しているという報告があり、“近視パンデミック”と騒がれています。それは、現代人の「近くを見ることの多いライフスタイル」に合わせた目の使い方を工夫できていないことに一因があるのでしょう。
視力の低下は、認知症リスクと相関関係があることも報告されています。なにしろ、脳が処理する約80%が、目から入ってくる情報なのです。人生100年時代を健やかに過ごすためにも、一人ひとりが、「自分の視力は自分で守る」という意識が必要です。
千里堂が提案するメガネは、すべての現代人の目を守る道具です。今回の記事が、お子さんや、ご自身の目について考え直す機会となってくれたら嬉しいです。
わたしたちは、有料級の精密視力測定を無料で実施しております。目の健康診断を無料で受けられる、というくらいのつもりで構いませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
千里堂琴似の予約がいっぱいの場合は、網走本店・斜里店・北見店でも対応可能です。
千里堂の「目の負担をやわらげるメガネ」の特徴
- 目の負担を減らして視力低下を防止
- 目の負担を減らすことで視力が回復する場合もある
- 一人ひとりに合ったオリジナルカスタムレンズ
千里堂のサービスの特徴
- 完全予約制で丁寧なヒアリングと問診
- 納得いくまで疑問をぶつけられるマンツーマン体制
- 国家資格の一級眼鏡作製技能士が在籍
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千里堂でメガネをつくる際の事前情報
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