時代を超えて愛されるラウンドメガネ（丸メガネ）。知的で優しい印象を与え、個性的なファッションアイテムとしても人気を集めています。少し前にクラシックなメガネブームが到来し、ラウンドメガネ（丸メガネ）が大流行した時期もありましたよね。

しかし「自分も憧れてかけてみたけど、なんかしっくりこない」「思っていたのと違う」と諦めた方もいるのではないでしょうか。

わたしたち千里堂は、近くを見るときの目の負担をやわらげる「ラクミエ®」を提案するメガネ店です。

この記事では、ラウンドメガネ（丸メガネ）の魅力や選び方のポイント、そして人気ブランドのアイテムまで、幅広くご紹介します。自分だけの素敵な丸メガネを見つけて、おしゃれを楽しんでいきましょう！

「わたしにはラウンドメガネ（丸メガネ）は似合わない」と諦めている方にこそ読んでほしい内容となっています。ズバリ結論をいうと、似合わないメガネなんてないのです。フィッティングのプロが言うのだから間違いありません。詳しくは記事の後半をご覧くださいね。

ラウンドメガネの主な特徴

ラウンドメガネは、その丸みを帯びたフォルムが特徴的な、どこか懐かしさを感じさせるメガネです。

柔らかな曲線は、顔の印象を優しく、そして個性的に彩ります。ヴィンテージライクなデザインから、モダンで洗練されたデザインまで、幅広いラインナップが揃っているのも魅力です。

近年では、ファッションアイコンたちの着用によって、トレンドアイテムとして注目を集めています。ラウンドメガネは、かける人の個性を際立たせ、どんなスタイルにもこなれた雰囲気をプラスしてくれるでしょう。

ラウンドメガネには種類がある

実は広義の意味で「ラウンドメガネ」には様々な形状（シェイプ）があります。以下に、代表的なラウンドメガネ3種類を、それぞれの魅力とともにご紹介します。

【各タイプ別の選び方のポイント】

• 顔の形：丸顔さんはシャープな印象の「クラウンパント」、面長さんは「オーバル」がおすすめです。
• ファッションスタイル：カジュアルなスタイルには「ラウンド」、ビジネスシーンには「オーバル」など、合わせるファッションによって選びましょう。
• 雰囲気：柔らかい印象にしたいなら「オーバル」、個性を際立たせたいなら「クラウンパント」など、出したい雰囲気に合わせて選びましょう。

1. ラウンド：ファッション・映画・洋楽ファンなら絶対に持っておきたい

まずは王道のタイプ。いわゆる「丸メガネ」です。レンズがまん丸な「ラウンド」は、丸メガネの代名詞とも呼べる存在。他の記事でも言及されていますが、なんといっても丸メガネといえばジョン・レノンです。ハリーポッターのハリーがかけているメガネも、ザ・丸メガネですよね。

ちなみに筆者は映画や洋楽バンドが大好きなので、丸メガネと聞くとジャン・レノ、オアシスのリアム・ギャラガーも思い浮かびます。古着ファッションが好きな人なら一本は手元に置いておきたい。それがラウンドメガネ（丸メガネ）の魅力ですね。

• 特徴: シンプルながらも存在感があり、かける人の個性を際立たせてくれます。
• おすすめ: 個性的で印象的なスタイルを楽しみたい方、ファッションにこだわりたい方

2. オーバル：どんな顔の形にも似合いやすい、万能デザイン

丸メガネを楕円形にしたデザインが「オーバル」です。丸メガネの中でも特に顔なじみが良く、どんな顔の形の人にも似合いやすいのが魅力です。カジュアルな服装からフォーマルなスーツスタイルまで、どんなファッションにも自然に馴染む汎用性の高さがあります。

どんなファッションにも合わせやすい万能アイテムですが、よりおしゃれに着こなすためには、全体のバランスが大切です。

カジュアルなスタイルには、デニムやTシャツと合わせてリラックス感を演出。フォーマルなスタイルには、スーツやジャケットと合わせて知的さをプラス。ただし、ストリート系やロック系など、あまりにも個性の強いファッションには、オーバルメガネの持つ上品な雰囲気が合わない場合があります。

• 特徴: 優しい印象を与え、顔全体を柔らかく見せてくれます。
• おすすめ: すっきりとした印象にしたい方、どんな場面でも使えるメガネを探している方

3. クラウンパント：知的で個性的な印象を与える、ユニークなデザイン

クラウンパントは、1950年代に流行した由緒正しいクラシックなメガネで、丸みを帯びた下部と直線的な上部が絶妙なバランスを生み出すメガネフレームです。

丸みを帯びたボストンと、直線的なウェリントンの特徴が合わさったシェイプと考えてもよいでしょう。近年、その洗練されたデザインと高い機能性から、男女問わず幅広い世代に人気を集めています。

• 特徴: フレームのデザインによって様々な表情を見せ、自分だけのスタイルを確立できます。
• おすすめ: 個性を際立たせたい方、ユニークなデザインがお好きな方

ラウンドメガネが似合う顔

面長タイプ

大人っぽい印象の面長さんは、縦長に見えがちなのが悩みどころ。そんなあなたには、天地幅が深めのボストン型がおすすめです。太めのリムが視線を集め、顔の縦幅をバランス良く見せてくれます。また、少し大きめのレンズを選ぶことで、より小顔効果も期待できます。

丸顔タイプ

丸顔さんは、シャープな印象に見せたいという方も多いはず。意外かもしれませんが、ラウンド型の丸メガネもおすすめです。丸顔に丸メガネは、かえって可愛らしい印象になると思われがちですが、フレームの太さや色を選ぶことで、大人っぽい雰囲気も演出できます。

ベース顔タイプ

しっかりとした骨格が特徴のベース顔さんは、クラシカルな印象のメガネが似合います。オーバル型やボストン型は、顔の輪郭に沿ってフィットし、バランスの良い印象に。顔の横幅が気になる方は横長のオーバル、縦幅が気になる方は縦長のボストンを選ぶと◎

逆三角形顔タイプ

あごがシャープな逆三角形顔さんは、どんな丸メガネも似合う万能な顔型。ラウンド型やボストン型など、お好きなデザインを選んでみましょう。特に、まん丸なラウンド型は、顔の印象を柔らかく、女性らしく見せてくれます。

丸メガネが「似合わない」と思ったときの工夫

①メガネフレームと眉毛の形を合わせる

メガネフレームと眉毛の形は、顔全体の印象を大きく左右する重要なポイントです。メガネフレーム上部の形に沿うように眉毛の形を整えてみましょう。

②ヘアスタイルを変える

前髪は短くしておでこを出す

前髪が長いと、メガネの印象が強くなりすぎてしまうことがあります。前髪を短めにしたり、横に流したりすると、顔全体のバランスが良くなります。

髪型は全体的に軽くする

髪型が重いと、くどい印象になります。髪型を軽めにすることで、顔全体のバランスが良くなりますよ。

③プロにフィッティングしてもらう

視力測定の精度、レンズ加工の精度、フィッティングの精度。同じフレームでも、通常の販売員と眼鏡作製技能士（国家資格）とでは、かけ心地・見え心地に大きな差がでます。顔の形とメガネを「仕立てる」のは、プロの仕事です。

掛け心地は、メガネ使用の快適性と関わるものです。仕立てが不完全だと、「メガネが重く感じる」「顔にフレームが触れている感触が落ち着かない」といった不快感を与えてしまいます。

また見え心地は、目の疲れ・視力・集中力と関わります。目の位置とレンズの位置がズレていると、正しくものを見ることができないため、目に余計な負担をかけてしまうことになります。

千里堂は国家資格である一級眼鏡作製技能士が在籍し、最適な掛け心地・見え心地を提案いたします。

おすすめのラウンドメガネ

似合うメガネ選びは、自分らしさを表現する冒険！

メガネ選びで悩んでいるあなたへ。似合うメガネって、一体何でしょう？

似合うメガネのセオリー？実はそんなものはない！

よく「丸顔の人は丸メガネが似合わない」なんて言われますよね。でも、本当にそうでしょうか？実は、顔の形だけでなく、大切なのはメガネのサイズ感です。

サイズ感で印象はガラリと変わる

メガネを選ぶ上で、最も重要なのはサイズ感です。

• 顔の輪郭に合わせたサイズ感：正面から見たときに、顔のでっぱり具合にメガネの端が合うように調整します。
• 顔の黄金比：眉頭から顔の縦の長さを3等分し、上の1/3のラインにメガネの上端がくるようにすると、バランスの良い印象になります。

しかし、これらのセオリーはあくまで一つの目安です。

丸顔の人が必ずしも丸メガネが似合わないわけではありません。大切なのは、あなたの顔の形だけでなく、雰囲気や個性を考慮することです。

わたし自身、「セオリーで考えるなら丸メガネは似合わないはずなのだが、このお客様はなぜかピタッとはまって素敵に見える」という経験が数えきれないほどあります。セオリーはあくまでセオリーで、選び方の基準をもたらすものでしかないのです。

メガネはファッションの一部

千里堂にとってメガネは、まず第一に「快適な見え方を実現して目の負担をやわらげる道具」です。一方でまた、日々の生活に楽しみをもたらし、自分をもっと好きになるためのファッションアイテムでもあります。

靴や服を選ぶように、メガネも自分の個性やスタイルに合わせて選ぶべきだと考えています。（佐々木さん）

ピタッとしたスーツに合うメガネもあれば、カジュアルな服装に合わせたいメガネもあります。あえてセオリーを無視して、個性的なメガネをかけてみるのも楽しいものですよ。

周囲の意見は参考程度にしよう

よくあるのが、「わたしってこのメガネは似合わないから」「そもそも自分はメガネが似合わないタイプなので……」という思い込みです。

お客様によくよく話を伺っていると、そうした思い込みって、実は周囲からの意見で形成されたものだったりします。

「似合う」「似合わない」という言葉に一喜一憂する必要はありません。

普段メガネをかけていない人は、メガネをかけたあなたが新鮮に見えるため、違和感を感じることがあります。

いつもあなたを見慣れている人も、普段と違うあなたに戸惑い、正直な感想を言ってしまうかもしれません。

大切なのは、あなたがどうしたいかということです。周りの意見は参考にしつつ、最終的には自分の直感を信じてみましょう。

千里堂はあなたに似合うメガネを見つけるプロフェッショナルです

メガネを選ぶということは、新しい自分に出会うということ。

千里堂は、

• 人からどんなふうに見られたいか
• どんなシーンでかけたいか
• どんなファッションが好きか
• そもそも人としてどんな雰囲気を持っているか

といった情報を総合して、あなたが「これだ！」と思える一本を見つけるお手伝いをいたします。

メガネ選びで悩んだら、ぜひ一度ご相談ください。あなたの魅力を引き出す、そんなメガネ選びを一緒に楽しみましょう！

メガネ選びは、お客様の個性やライフスタイルを反映できる、とても楽しいプロセスです。

もし、お客様との接客で何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。

例えば、以下のような内容についてもお答えできます。

• 顔の形別のメガネ選びのポイント
• 最新のメガネトレンド
• レンズの種類や選び方
• メガネのケア方法
• お客様への声かけのヒント

お客様にぴったりのメガネを見つけるお手伝いをさせていただければ幸いです。

良いメガネを一本もとう。一生モノのメガネなら千里堂。

千里堂のお客様の中には、「高いメガネと安いメガネに、そこまで違いがないのでは？」と疑問を持たれている方が、しばしばいらっしゃいます。以下に、それぞれの特徴を整理しました。

良いメガネとは「目が疲れない適切な度数」であること

フレームの質だけが、“良いメガネ”の条件ではありません。

長く使い続けるためには、度数が適正で、目が疲れない状態を維持できなければなりません。せっかくいいブランドメガネを買ったのに、度数が合わなければ台無しです。

また、度数が合わないのに無理して使い続けると、眼精疲労で頭痛・肩こりがひどくなったり、集中力が低下して仕事の能率が落ちたりします。さらに視力が悪くなってメガネを作り直すのも大変ですよね。

千里堂は視力低下を防ぐオリジナルカスタムレンズの専門店

千里堂は問診にこだわっており、一人ひとり1～2時間たっぷり時間をかけて詳細に聞き取り・測定を行います。そして、その人のライフスタイルや目の使い方に最も適切なレンズを作製します。

お気に入りのフレームがあれば、お持ち込みください。レンズ代だけで済むため、費用を抑えることも可能です。