VISONARY LIFE

【0〜6歳年齢別】テレビが子どもに与える影響とは。発達や視力の観点から、テレビと上手に付き合う方法について解説。

【0〜6歳年齢別】テレビが子どもに与える影響とは。発達や視力の観点から、テレビと上手に付き合う方法について解説。

「最近うちの子、テレビを近くで見続けているけれど、大丈夫かな」

ある研究では、3歳児以下の子どもに2時間以上テレビを見せ続けるのは視力低下につながるといわれています。ご両親が「小さいうちからメガネをかけさせるのはかわいそうだ……」と考えるのは当然のことです。

一度メガネをかけると、どんどん視力が悪くなっていくような気がして、「できるならずっと裸眼で過ごせる視力を維持してほしい」と願っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

成長期の子どもは眼球が変形しやすく、視力が低下しやすいため、やはり「子どもの視力とテレビ」の問題は見過ごせません。

もちろんテレビというメディアは、子どもの発達にも大きな影響があるため、「完全に視聴させない」はあまり前向きな選択肢とは言い難いです。ポイントは、テレビと上手に付き合う方法を理解し、実践するということです。

そこで今回は、子どもの年齢別に、テレビが視力に及ぼす影響について整理しました。そして、子どもの近視を回避するための対策アイデアや、根本的な対策方法についても紹介します。

この記事を読めば、「目は一人ひとりに特徴や個性があり、いかに早い段階で子どもの目の状態を理解できるかで、その後の視力が変わる」「テレビの視聴制限は対処療法でしかなく、近くを見るときの目の負担を軽減することが根本的な対策」ことを理解でき、子どもの視力を将来にわたって守るためにどうすればいいのか、具体的な行動に落とし込めるようになりますよ。

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年齢別でわかるテレビが子どもに与える影響

年齢別でわかるテレビが子どもに与える影響

子どもと一言で言っても年齢は幅広いです。ここでは、年齢ごとに与える影響をまとめました。

0〜2歳

岡山大学が2021年に発表した「21世紀出世児縦断調査」で、3歳までの子どもがテレビを長時間見ると視力低下に繋がるということが明らかになりました。具体的には、1日2時間以上の視聴を続けると小学生になった時に視力が低下するとのこと。

また、0〜2歳の時期にテレビを見過ぎるということは、その時間運動をせず、発育に必要な体験が不足することにも繋がります。

3〜4歳

3歳からは、言語機能も発達して、話せるようになる言葉の数どんどん増えていきます。そして、想像力が大きく発達し始める時期とも言われ「なぜ?」「どうして?」という知識欲や、感情が豊かになり始める時期になります。

3〜4歳は特にコミュニケーションが重要であり、親との会話から学ぶことが多い時期。しかし、テレビやスマホに子守をさせてしまうと、理解する力が育ったとしても、話す力や感じる力が育ちにくくなってしまいます。

5〜6歳

「エリクソンの発達段階」によると、5〜6歳は子ども同士の交流が増え、周りに自己主張をしていくようになる時期と言われています。子ども同士の関わりの中で、感情や心を読み取る力が発達し、他人の気持ちを考えられるように。この感受性豊かな時期には、テレビから学ぶことも多いです。

しかし、長時間(2時間以上)の見過ぎは目や脳に悪い影響を及ぼしますので、「30分(アニメ1話)だけ見ていいよ」や「何時になったら消すんだよ」と伝えて、約束を守る力を同時につけて行くと良いでしょう。

テレビは子どもの発達のレベルによって様々な効果を与えます。使い方次第で良くも悪くも影響を与えるものなので、親御さんがメリット、デメリットを知り、考慮して見せる配慮が大切です。

そこで次は、テレビを子どもに見せるメリット・デメリットについて紹介していきます。

テレビを子どもに見せるメリット

知的好奇心を刺激できる

教育番組は、語彙力や計算力の向上が期待でき、子どもが楽しめるように製作されているため、知的好奇心の刺激に繋がります。

また、バラエティ番組においても、日常では体験できないような外国での出来事や、聞いたことの無い言語など、子どもにとって新しい世界が広がります。

マネをして成長できる

子どもはすぐにマネをします。これは親御さんのマネだけでなく、幼稚園の友だちやテレビの登場人物もそう。だからこそ、見せる番組は選ばないといけませんが、敬語や正しい所作などをマネすることはお子さんの将来に繋がります。

子どもを励ます時にも「あのキャラクターみたいにかっこよくなろうね!」など共通の話題として使うことができ、子どもの成長を助けてくれます。

コミュニケーションのツールになる

大人と子どもでは見える世界が違うので、「なんでわかってくれないの!」ということが多発します。それは子ども側も同じで、自分の考えや正しいと思っていることが大人に伝わらずに泣いてしまうことも。

そんな子どもとの難しいコミュニケーションの中で、テレビ番組や子ども向けのアニメは重要な共通言語となってくれます。「○○くんはあのキャラクターのどこが好きなの?」など、子どもに問いかける質問をすることで表現力も育っていくでしょう。

テレビを子どもに見せるデメリット

テレビを子どもに見せるデメリット

特定の条件下で視力低下をまねく

3歳児までは1日2時間以上の視聴で、視力低下が起きることが研究として発表されています。(次の項目で解説)また、テレビを近くで見ると視力低下が起こることも科学的に証明されているため、正しい時間と正しい距離感で見せないと視力低下を招くことにも。

テレビが与える目への影響は以下の記事でも解説しています。併せてご覧ください。

長時間のテレビ視聴は脳機能が低下する

東北大学は、平成25年に「長時間テレビ視聴が小児の高次認知脳領域の発達性変化や言語性知能に悪影響を与えることを発見」という研究結果を発表しました。また、日本小児科医会からは、テレビやスマホなどのメディアに触れる時間を「一日2時間まで」にした方が良いと発表されています。

基本はコミュニケーションを取り、たまにテレビを短時間見せるということを心がけましょう。

刺激により睡眠が阻害される

未就学児の睡眠は大人の睡眠よりも長い時間が必要になります。厚生労働省発表の「未就学児の睡眠指針」によると、必要な睡眠時間は以下の通りです。

成長過程睡眠時間
乳児期(6ヶ月まで)14〜15時間
乳幼児期(1〜3歳)11〜12時間
幼児期(3〜6歳)10〜11時間

もともと人の睡眠リズムは、「太陽の光を浴びて覚醒し、夜になると眠る」が基本です。そのリズムを支えているのは、眠くなるホルモン「メラトニン」の分泌量です。光のない場所にいるとメラトニンの分泌量が増大し、人を眠りへと誘うようです。

ここで問題なのは、テレビから発せられる「光」です。テレビの光が眼球を通して脳に情報として処理されるため、テレビを見続けていると「いまは昼間だ」と脳が誤認識する。それが原因で、睡眠の質が下がってしまう――という考え方があります。

【まとめ】子どもにテレビを見せる時に気をつけたいこと

  • 2時間以上見せない(3歳児までは特に注意)
  • 寝る2時間前にはテレビを見せない
  • テレビは子どもの知的好奇心を刺激したり、マネをさせることで成長に役立つ
  • テレビは正しい知識のもと見せないと、視力低下や脳機能の低下を引き起こす危険もある

また、子どもにテレビを見せる時の適切な距離については、以下の記事で解説しています。具体的な対策法も併せて掲載しておりますので、併せてお役立てください。

子どもの視力低下を放置するのはよくない

「実は最近、うちの子の視力が下がってきている……」という事実があるなら、しっかりと向き合う必要があります。

メガネの経験のない親御さんの中には、「視力低下といっても初期段階だから大丈夫」「弱い度数ならかけなくても同じ」「むしろすぐにメガネをかけさせたほうがかえって視力低下につながる」という誤解を持っている方も少なくありません。そう、それらの考え方は、誤った常識なのです。

結論をいいますと、「視力が悪いのにメガネをかけないとどうなる?」の質問に対しては、「視力低下を放置しているとますます視力が落ちていく可能性がある」とお答えします。ですので、視力低下を予防する手段としてメガネをおすすめします。

ただし、「良く見えすぎるメガネ」はかえってお子さんの目の負担を増やしてしまうので、それこそ「メガネをかけたらどんどん視力が悪くなる」の状態に陥ってしまいます。その点はくれぐれもご注意ください。

詳しくは『千里堂の「近くの見え方」にこだわったメガネって?他のメガネとの違いは?』をご覧ください。

千里堂は近くを見るときの負担を軽減して視力を守るメガネ店です

もしテレビの見過ぎや視力の不安をお持ちでしたら、千里堂にご相談ください。国家資格の一級眼鏡作製技能士が在籍しておりますので、眼科の処方箋がなくても精密な視力測定を行うことが可能です。

メガネをかけたくない、恥ずかしい」というお子さんのご相談もおまかせください。そもそも千里堂は、普段メガネをかけなくて済むように、視力低下を防ぐ自宅用のメガネをご提案することも可能です。

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  • 結局、家族3人が立て続けに琴似店で眼鏡を購入、もう他の眼鏡屋さんでは買わないと思います!(40代・男性・自然栽培農家)
  • 人生で初めて自分の目の使い方のクセを教えて頂いた。 また性格とか当たってびっくりした。占いかと思った(笑)(20代・男性・デスクワーカー)

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