社会人になると、デスクワーク作業が増えてガクッと視力が下がる人も少なくありません。
しかし学生時代からずっと目がいい人ほど、社会人になってからメガネをかけることに抵抗感を抱く方が多いです。
「本当はメガネをかけたくない」というあなたの気持ち、よくわかります。
実はわたしたち千里堂は、「本当はみんなメガネをかけたくない。メガネをかけないようにするにはどうすればいいか」という問題意識で解決に取り組む、ちょっと変わったメガネ屋です。
千里堂はメガネを売ることを目的にしていません。「メガネがいらなくなる生活のサポート」を使命としています。
しかしメガネがいらなくなるようにするためには、普段の生活のなかで、目の負担を軽減する専用メガネを、シチュエーションごとに使い分ける必要があります。
メガネは「見え方」をサポートする道具です。メガネという道具を正しく使えば、裸眼の視力を守ることも十分に可能です。
そこでこの記事では、目が悪いのにメガネをかけないデメリットを整理しつつ、
「メガネをかけたくない」という人が抱えるよくある悩みにフォーカスし、誤解があるなら訂正し、対処方法がある場合は具体的に提案していきます。
記事を読む前と読んだ後で、メガネに対する考え方が180度かわるはず!
目次
視力が悪いのにメガネをかけないことのデメリット
一般的にメガネをかけるべき視力の目安は、0.3未満といわれています。ただ、自家用車などの車を運転する場合は、両目で0.7以上、もしくは片目でそれぞれ0.3以上でなければいけません。
プロとしては、やはり「視力が悪いならメガネの使用は検討してほしい」と言いたいです。では、視力が悪いのにメガネをかけない状態を放置すると、どうなるのでしょうか?あらためてデメリットを整理しました。
①目の疲れや頭痛が起こる
視力が悪いのにメガネをかけないと、常にピントを合わせようと目が必要以上に頑張ることになります。その結果、目の疲れや頭痛を引き起こす可能性が高くなります。
②視力低下が悪化する
メガネをかけないと、ぼやけた視界で生活することになります。その結果、さらに視力が低下してしまう可能性があります。特に、子供の頃は視力が発達段階なので、メガネをかけることが重要です。
③日常生活の支障が生じる
視力が悪いと、運転や読書、スポーツなど、日常生活に支障が出る可能性があります。メガネをかけることで、これらの日常生活をより快適に送ることができます。
④事故やケガのリスクが高まる
視力が悪いと、段差につまずいたり、ボールを避けたりするのが難しくなります。その結果、事故やケガのリスクが高くなります。
⑤集中力が低下して生産性が落ちる
勉強やパソコン作業中に、どっと疲れを感じたり、頭が回らなくなったりすることはありませんか?
近年の研究では、思考力・集中力・判断力が、眼精疲労と深く関係しているといわれています。脳が処理する情報の約80%が視覚情報。目の疲れは、脳の疲れをも引き起こしてしまい、作業の生産性が落ちてしまうのです。
⑥最終的に若年性老眼になる
目が疲れるメガネをずっとかけ続けていると、ピント調整機能が著しく低下し、20~30代で「スマホ老眼」になってしまうこともあります。スマホ老眼とは、「若年性老眼」ともいわれ、高齢者の老眼とほとんど似た症状を引き起こします。
メガネをかけるべき理由まとめ
①視力を守る
メガネは目をサポートする道具です。わたしたちの目は、替えがききません。一度視力が低下すると、元に戻すのは非常に大変です。
②日常生活を快適に送る
メガネをかけることで、運転や読書、スポーツなど、日常生活をより快適に送ることができます。
③事故やケガのリスクを減らす
メガネをかけることで、段差につまずいたり、ボールを避けたりするのが簡単になり、事故やケガのリスクを減らすことができます。
「メガネをかけたくない」という人のよくある悩みと回答
以下では、これまで出会ってきたお客様が抱いている、メガネに関する悩み・疑問・誤解を整理しながら、それぞれについて回答します。
①メガネをかけるとさらに目が悪くなる
これはよくある誤解です。自分に合ったいいメガネを選び、適切に使えば、視力を下げることなく、快適に過ごすことができますよ。
ただし、目が悪くなってしまうこともあり得ます。
メガネをかけて目が悪くなってしまうケース
- 見る距離に応じてメガネを使い分けていない
- 遠くがよく見えるメガネで近くを見ている
- 視力が下がったのに度数を変えない
千里堂は目の負担を限りなく減らして視力を守る「ラクミエ®」を提案しています。プロスポーツ選手にもご好評いただいているフルカスタムレンズです。「メガネをかけて目が悪くなってしまうのでは……」と不安をお持ちの方に、自信をもっておすすめします。
②自分にメガネは似合わない
どうかご安心ください。似合わないメガネはありません。どんな人にも、個性と魅力を引き立て、「メガネをかけたほうが素敵」に見える、最高のメガネがございます。
千里堂は、メガネの国家資格「一級眼鏡作製技能士」が在籍しているプロ集団です。顔の形・眉毛の形・髪型・肌色・ファッション・使うシーンに合わせて、あなたにぴったりのメガネをご提案いたします。
③眼科に行くのが面倒くさい
メガネを作るのに眼科の受診や処方箋は必要ありません。
眼科では目に異常や病気がないかを確認しつつ視力を測定しますが、単に視力が低下した場合は、メガネ店での視力測定だけでメガネを作ることができます。メガネ店には本格的な測定機器が備わっています。
眼科は目の病気の専門家であり、メガネ店はメガネの専門家です。この点が大きな違いと言えるでしょう。
④どこでメガネを買っていいかわからない
はじめてメガネをつくるのであれば、はじめてだからこそ後悔しないメガネづくりをしてほしいと思います。「はじめてだから、とりあえず安物でいいや」と考えがちですが、メガネは目の健康を守る大切な道具です。
以下に、千里堂が考える「いいメガネをつくる店の条件」を整理しました。
- アルバイトではなく一級眼鏡作製技能士が視力測定を行う。
- 問診に時間をかけて最適な度数を把握する。
- 高品質なメガネフレームを取り揃えている。
ちなみに、なぜ高品質なメガネフレームが大切なのかといいますと、正しいレンズの位置に目が合うようにするには、繊細なフィッティングが不可欠だからです。質の悪いフレームはフィッティングがしにくいため、いいメガネを提供できないのです。
⑤メガネじゃなくてコンタクトがいい
もちろん選択肢としてはコンタクトも視野に入ると思います。ただし、コンタクトは基本的に「遠くがよく見える」前提で度数が調整されているため、デスクワーク・勉強・パソコン・スマホには向きません。
コンタクトは外出用として使うのがベターです。手元を見る作業をすると目が疲れてしまいますのでご注意ください。
⑥メガネにお金をかけたくない
考え方は人それぞれですから、「メガネにちゃんとお金をかけましょう」と強制はいたしません。その人のライフスタイルや価値観によって、お金をかける優先度はさまざまです。
もしあなたが、目の健康を守ることに強い関心があるのなら、千里堂がいつでもご相談にのります。
まとめ
どの距離をよく見るのか、どんなツールを使っているのか、どんな仕事をしているのか……。「目を使うシチュエーション」を徹底的にヒアリングしなければ、いいメガネを作ることができません。だから千里堂では、一人のお客様の問診に、1~2時間かけています。
もし今回の記事で少しでも気になった方は、お気軽にご相談ください。心よりお待ちしております!